Predictions -Best Supporting Actress-

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助演女優賞

受賞予想

Final Predictions

　前哨戦で最も受賞者がバラけたのが助演女優賞だ。圧倒的に強い者がいなかったのである。オスカーでは『エデンより彼方に』のパトリシア・クラークソン、『サンシャイン・ステイト』のイーディ・ファルコら有力女優たちが涙を呑む結果となった。
　現在最も勢いのある助演女優は、間違いなくキャサリン・ゼタ＝ジョーンズだろう。作品賞本命作『シカゴ』で、実は大得意だというミュージカルの実力をいかんなく発揮していると評判。主演女優賞の有力候補レニー・ゼルウィガーが気の毒に見えるという評が出ているくらいだ。ブロードキャスト映画批評家協会賞に続き、アメリカ映画俳優組合賞も獲得。妊娠中という話題性もプラスに働きそうだ。
　彼女を撃ち落せる可能性がいちばん高いのは、『アダプテーション』のメリル・ストリープだろうか。めずらしくコメディ演技で高い評価を受けている上、『めぐりあう時間たち』で主演女優賞候補落ちしてしまった同情票もあるだろう。最近のオスカーではすべて候補止まりで、そろそろまた獲るのでは…という声もある。
　そのストリープが達成できなかったＷノミネートを果たしたのは『めぐりあう時間たち』のジュリアン・ムーア。票割れする可能性が高いが、実力だけならトップかもしれない。キャシー・ベイツ（『アバウト・シュミット』）は賞レース序盤は優勢だったが、ここに来て息切れしている感が拭えず、ムーアに逆転されてしまったようにも見える。
　受賞可能性がほぼゼロに近いのは、『シカゴ』のクイーン・ラティファだ。作品の勢いに乗って初候補入りしたが、前哨戦は完敗。『シカゴ』票のほとんどはゼタ＝ジョーンズに流れると見られるのも辛いところだ。シンガーに冷たいオスカーで候補入りしただけでも大変な栄誉なのだから、それで我慢するしかない。

ポイント
キャシー・ベイツ（アバウト・シュミット） 1.5 point	Ｊ・ニコルソンとの相乗効果（＋＋）
	賞レース前はいちばん人気（＊）
	大迫力ヌードを披露（＋）
	でも見たい人は少ないでしょ？（－）
	一度オスカー貰ってるしね（－）
クイーン・ラティファ（シカゴ） -1.0 point	作品賞本命作に出演（＋）
	今年唯一の黒人候補（＋）
	オスカーは歌手に冷たい（－）
	Ｃ・ゼタ＝ジョーンズに票は流れる（－）
	候補入りだけでラッキー（－）
ジュリアン・ムーア（めぐりあう時間たち） 2.5 point	候補４度目。そろそろ獲りたい（＋＋）	△
	いつも実力勝負の好印象（＊）
	Ｗ候補の話題性（＋＋）
	でも票割れしてしまいそう（－）
	前哨戦はパッとしなかった（－）
メリル・ストリープ（アダプテーション） 3.5 point	彼女はメリル・ストリープ（＋＋）	○
	めずらしくコメディに挑戦（＋）
	主演女優賞落選の同情票（＋）
	キャンペーン批判して好印象（＊）
	また候補になってるの？？？（－）
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ（シカゴ） 5.0 point	米映画俳優組合賞受賞（＋＋＋）	◎
	主演女優よりイイという声（＋）
	妊婦女優の受賞を見てみたい（＋）
	マイケル・ダグラスがダンナ（＋）
	舞台出身なんだからイイのは当然（－）

OSCAR PLANET 予想　…　キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ（シカゴ）
管理人希望　…　キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ（シカゴ）

The Five Nominees　ノミネート女優　［I guessed 5/5］　（02/17）
キャシー・ベイツ　Kathy Bates
	アバウト・シュミット（ニューライン）
	Oscar Experience 3 noms / 1 win
	Precursors NBR、WFCA、DFFCA
	「ミザリー」でオスカーに輝いて以来、怪女優路線を突っ走る。それに恥じない本作の演技は、オールヌードも披露するなど気合い十分。ちょっとしたことでは動じない大らかさに、同業の俳優たちも安心感を覚えるとか…。
クイーン・ラティファ　Queen Latifah
	シカゴ（ミラマックス）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors None
	歌手活動と平行して女優活動も続けている。少しずつ役は大きくなっていき、ついにオスカー候補に上り詰める。シンガーに冷たいオスカーのジンクスを見事吹き飛ばした。同部門にキャサリン・ゼタ＝ジョーンズがいるのが気にかかる。
ジュリアン・ムーア　Julianne Moore
	めぐりあう時間たち（パラマウント / ミラマックス）
	Oscar Experience 4 noms / 0 wins
	Precursors LAFCA
	主演女優賞の受賞を有力視される『エデンより彼方に』とのＷノミネートを達成。今や毎年のようにオスカーを噂される実力派として、確固たる地位を築いている。ニコール・キッドマンら３大女優共演で注目を集めやすい。
メリル・ストリープ　Meryl Streep
	アダプテーション（コロンビア）
	Oscar Experience 13 noms / 2 wins
	Precursors GGA、SFCA、FFCC、CFCA、OFTA
	ついに通算13度目のノミネーションを獲得し、キャサリン・ヘップバーンの記録を破る。ノミニー投票後にキャンペーン批判発言をするなど、イメージアップ作戦にぬかりなし。「ストリープは素晴らしい」がオスカー会員の合言葉。
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ　Catherine Zeta-Jones
	シカゴ（ミラマックス）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors BFCA、PFCS
	オスカー本命作で最も高く評価された。それもそのはず、実はミュージカル出身、歌も踊りも得意中の得意なのだとか。ヴェテランがひしめく中、「トラフィック」の落選もパワーに変えて、栄光に向かって一直線。

**Prediction Charts**　（02/17）
１．	メリル・ストリープ
２．	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
３．	キャシー・ベイツ
４．	ジュリアン・ムーア
５．	クイーン・ラティファ

database データベース（02/26）

キャンペーン・パワー（本人のアピール）　02/12/01～03/02/23
１．	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ	283 point	ゼタ＝ジョーンズは妊娠中だからか、意外にも露出が少ない。とはいえ、それでもトップなのはスター女優の貫禄。通常ならばもっと熱心？ストリープも積極的にアピールしている。
２．	メリル・ストリープ	220 point
３．	ジュリアン・ムーア	218 point
４．	クイーン・ラティファ	162 point
５．	キャシー・ベイツ	117 point

前哨戦ポイント
１．	キャシー・ベイツ	26 point	前哨戦最も評価が割れたカテゴリー。ベイツ、ストリープ、そしてゼタ＝ジョーンズはそれぞれ主要な賞を押さえていて一歩リード。ラティファは依然賞レースでは候補止まり。
２．	メリル・ストリープ	23 point
３．	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ	18 point
４．	ジュリアン・ムーア	11 point
５．	クイーン・ラティファ	8 point

対象作の興行収入　2003年２月23日現在
１．	クイーン・ラティファ	$94m	『シカゴ』組のラティファ、ゼタ＝ジョーンズはますます注目を集めること必至。地味に興収を稼いでいる『アバウト・シュミット』に出演したベイツも、着実に前進。ムーアとストリープは苦戦中。
１．	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ	$94m
３．	キャシー・ベイツ	$55m
４．	ジュリアン・ムーア	$30m
５．	メリル・ストリープ	$19m

出演料で見るスター・パワー
１．	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ	-	ゼタ＝ジョーンズは「トラフィック」の時点で300万ドルを受け取っているが、その後は大幅な上昇が予想され、現時点ではトップ確実。演技派と呼ばれるストリープは出演料も安定しているはず。
２．	メリル・ストリープ	-
３．	ジュリアン・ムーア	$3m
４．	キャシー・ベイツ	-
５．	クイーン・ラティファ	-

キャリア-俳優活動歴
１．	メリル・ストリープ	26年	ストリープ、ベイツが長いキャリアを持っているのは納得。ゼタ＝ジョーンズも意外なほど俳優活動は早い。舞台デビューは11歳のとき。ラティファは歌手活動歴が考慮されるとは思われず、辛いところ。
２．	キャシー・ベイツ	25年
３．	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ	23年
４．	ジュリアン・ムーア	19年
５．	クイーン・ラティファ	15年

ノミネート予想（02/08）

Final Predictions

　助演女優賞候補当確を決めている者が、３人もいる。NBR獲得『アバウト・シュミット』のキャシー・ベイツ、ゴールデン・グローブ賞獲得『アダプテーション』のメリル・ストリープ、BFCA獲得『シカゴ』のキャサリン・ゼタ＝ジョーンズである。ストリープはSAGで主演女優賞に回され、『めぐりあう時間たち』と票を分け合って落選したが、オスカーでは大丈夫。それどころか現時点で受賞最有力である。ストリープはＷノミネートを狙っているが、それはジュリアン・ムーアも同じで、この部門は『めぐりあう時間たち』でエントリー。批評や前哨戦結果を考えると、ストリープよりもムーアの方がＷ候補に挙がる確率は高いのではないか。そのムーアと『エデンより彼方に』で共演したのはパトリシア・クラークソン。NSFC、NYFCCを受賞するなど健闘しながら、SAGでは落選。ギリギリラインに立っている。クラークソンを蹴落とす勢いなのは『シカゴ』のクイーン・ラティファだ。シンガーに冷たいオスカーだが、SAGで候補入りして勢いが出てきた。『アバウト・ア・ボーイ』のトニ・コレットは「シックス・センス」で候補入りした経験をプラスに働かせたいところ。『サンシャイン・ステイト』のイーディ・ファルコ、『マイノリティ・リポート』のサマンサ・モートン、『17歳の処方箋』のスーザン・サランドンはちょっと苦しいか。さて、読めないのが『ホワイト・オランダー』のミシェル・ファイファーである。前哨戦前半は完敗だったのにも関わらず、突如SAGにノミネートされたのだ。厳しいには違いないが、ひょっとするとひょっとするかも…。

OSCAR PLANET 予想		管理人希望
キャシー・ベイツ（アバウト・シュミット）		キャシー・ベイツ（アバウト・シュミット）
クイーン・ラティファ（シカゴ）		トニ・コレット（アバウト・ア・ボーイ）
ジュリアン・ムーア（めぐりあう時間たち）		スーザン・サランドン（17歳の処方箋）
メリル・ストリープ（アダプテーション）		ミシェル・ファイファー（ホワイト・オランダー）
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ（シカゴ）		キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ（シカゴ）
The Runner-up		The Runner-up
ミシェル・ファイファー（ホワイト・オランダー）		パトリシア・クラークソン（めぐりあう時間たち）

The Five Frontrunners　フロントランナー（５名）　（02/08）
名前　（作品）	ポイント
キャシー・ベイツ Kathy Bates （アバウト・シュミット） Winner: NBR、WFCA、DFFCA	カンヌ映画祭で披露されたときから、話題の的。衝撃のヌードがあるらしく、インパクト大なんだとか。迫力勝ちの予感…。 Weak Point ジャック・ニコルソンが主演男優賞の本命に踊り出て、必然的に彼女にも注目が集まる。彼女のヌードなんて見たくない、なんてジョークも豪快に笑い飛ばし、怖いものなし。
クイーン・ラティファ Queen Latifah （シカゴ）	大ヒット・ミュージカルの映画化で圧倒的歌唱力を披露していると評判。今年の主役である作品の勢いについていきたいところ。 Weak Point 同じ部門にキャサリン・ゼタ＝ジョーンズがいるのが最大のマイナス・ポイント。それにオスカーは歌手の演技に冷たい。ゴシップが足を引っ張ることも考えられる。
ジュリアン・ムーア Julianne Moore （めぐりあう時間たち） Winner: LAFCA	３大女優共演作で、余裕の名演を披露しているとのこと。今年は彼女の年。Ｗノミネーションも十分狙えるという論評多し。 Weak Point 『エデンより彼方に』で主演女優賞候補入りは確実。ならば、本人はそちら一本に絞りたいところ。助演部門で落選しても彼女にはもう一本ある、と思われる可能性が高い。
メリル・ストリープ Meryl Streep （アダプテーション） Winner: GGA、SFCA、FFCC、CFCA、OFTA	正統派のイメージが強いが、ちゃっかりスパイク・ジョーンズ監督作を押さえている。「メリル・ストリープ」という名前は、もはやブランド。 Weak Point 『めぐりあう時間たち』の主演女優賞候補入りはギリギリラインだが、ゴールデン・グローブ助演女優賞を受賞して、こちらはノミネート確実。本人はきっとＷノミネーションにも自信満々。
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ Catherine Zeta-Jones （シカゴ） Winner: BFCA、PFCS	ハリウッド期待のミュージカルというだけでポイント高し。実は歌もダンスも得意中の得意という噂。この部門に入ったことでチャンス拡大。 Weak Point 今年のオスカー大本命『シカゴ』で最も輝いていると言われているのが、彼女。批評家協会賞の中でも最も重要なBFCAを獲得して駄目押し。初ノミネート、おめでとう！

ノミネーション予想これまでの流れ 2002　（Changes in Red）
02/08
キャシー・ベイツ	クイーン・ラティファ	ジュリアン・ムーア	メリル・ストリープ*	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
The Leader：メリル・ストリープ
01/21
キャシー・ベイツ	パトリシア・クラークソン	ジュリアン・ムーア	メリル・ストリープ*	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
The Leader：メリル・ストリープ
12/22
キャシー・ベイツ	パトリシア・クラークソン	ミシェル・ファイファー	メリル・ストリープ	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ*
The Leader：キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
12/09
キャシー・ベイツ*	サマンサ・モートン	ミシェル・ファイファー	メリル・ストリープ	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
The Leader：キャシー・ベイツ
11/20
キャシー・ベイツ	サマンサ・モートン	ミシェル・ファイファー*	キム・ベイシンガー	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
The Leader：ミシェル・ファイファー
11/07
キャシー・ベイツ	サマンサ・モートン	ミシェル・ファイファー*	スーザン・サランドン	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
The Leader：ミシェル・ファイファー
11/01
キャシー・ベイツ	ニコール・キッドマン	ミシェル・ファイファー*	スーザン・サランドン	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
The Leader：ミシェル・ファイファー

The Other Contenders　その他の有力候補　（02/08）（上にあがる可能性が特に高い女優はグレイ）
名前　（作品）	ポイント
キム・ベイシンガー Kim Basinger （8 Mile）	オスカー受賞『L.A.コンフィデンシャル』のカーティス・ハンソンがバックにいる。大女優の風格が出てきたと評判。オスカー受賞後の仕事は酷評ばかりで、それに足を引っ張られそう。
パトリシア・クラークソン Patricia Clarkson （エデンより彼方に）	ジュリアン・ムーアの親友役で評価急上昇中。これまで脇役でじっくり磨きをかけてきたことが認められるかも。ゴールデン・グローブ賞とSAGで無視されたのが痛い。Winner: NSFC、NYFCC
トニ・コレット Toni Collette （アバウト・ア・ボーイ）	うつ病の母親役で相変わらずの芸達者ぶりを披露。『シックス・センス』で同じような役を演じていて、新鮮味が薄いかも。作品のリリースが早かったのも、マイナス。Winner: BSFC、VFCC
キャメロン・ディアス Cameron Diaz （ギャング・オブ・ニューヨーク）	巨匠マーティン・スコセッシのもと、情熱的な演技を披露していると評判。これまで『マルコヴィッチの穴』『バニラ・スカイ』でノミネート確実視されながら落選。会員好みではない。
イーディ・ファルコ Edie Falco （サンシャイン・ステイト）	アンジェラ・バセット共演のインディーズ作品で高い評価。もともとはTVシリーズ『ザ・ソプラノズ哀愁のマフィア』で人気が出た。TVのイメージが強すぎる？Winner: GSA、LAFCA、NYFCO
トヴァー・フェルドシュー Tovah Feldshuh （Kissing ジェシカ）	話題のインディ作でジェニファー・ウエストフェルドとともに評価良好。作品の内容がオスカー好みでないのが、辛い。コメディだし…。前哨戦で目立てれば良かったが…。Winner: GSA
エミリー・モーティマー Emily Mortimer （Lovely and Amazing）	耐えてきたキャリアがいよいよ華開いた。実力派との共演で必然的に注目されそう。ただし、主演女優のキャサリン・キーナーに勢いがないと、共倒れになりそうな感じ。Winner: COFCA
サマンサ・モートン Samantha Morton （マイノリティ・リポート）	SF超大作で難役をこなし、映画を成功に導いた立役者のひとり。作品ごとにがらりイメージを変えてくるところが強みだが、それゆえ彼女だと気づかない人も多いような…。Winner: OFCS
ブリタニー・マーフィ Brittany Murphy （8 Mile）	エミネム主演で話題を呼ぶ中、ガールフレンド役を好演。昨年の「サウンド・オブ・サイレンス」の演技の評価もプラスに働きそう。同じ部門にキム・ベイシンガーがいて、足の引っ張り合いに…？
ベベ・ニューワース Bebe Neuwirth （Tadpole）	地味なキャリアだが、堅実性が評価されそう。作品はひっそりと公開され、ひっそりと消えていった。前哨戦でどれだけ注目を集められるかにかかっている。Winner: SFCC
ミシェル・ファイファー Michelle Pfeiffer （ホワイト・オランダー）	囚人役は演技力を見せやすい。案の定批評家は彼女を絶賛。興行成績は決して芳しくなく、観ていない会員が多い？前哨戦の不調も痛い。Winner: SDFCS、KCFCC
ミランダ・リチャードソン Miranda Richardson （スパイダー少年は蜘蛛にキスをする）	デヴィッド・クローネンバーグの演出で怪演を披露しているという噂。長いキャリアをオスカー会員も認めているはず。この部門は若手が強く、相当のインパクトがないと…。Winner: SFFCC
スーザン・サランドン Susan Sarandon （17歳の処方箋）	同年代の女優の中では人気も実力もトップ。『ムーンライト・マイル』の演技も考慮に入れられそうだが、同作と票を分け合うと候補入りは難しいか。多作が命取り？Winner: LVFCS
エミリー・ワトソン Emily Watson （パンチドランク・ラブ）	助演に繰り下げ。意外やロマンティック・コメディに初挑戦。作品はカンヌ映画祭で好評だったが、彼女に関する報道はほとんど見かけなかった。演技部門は難しいか。Winner: TFCA
ロビン・ライト Robin Wright （ホワイト・オランダー）	かつてはハリウッドで最もオファーの多い女優と呼ばれたことも…。実力は折り紙つき。夫がショーン・ペンというのもポイントが高い。ミシェル・ファイファーに注目が集まりすぎ？
レニー・ゼルウィガー Renée Zellweger （ホワイト・オランダー）	豪華女優結集のドラマなので注目度は高いが、その分視線は分散気味。ミシェル・ファイファーとロビン・ライトの方が評価が高いので、候補入りは難しい。

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