Predictions -Best Actress-

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主演女優賞

受賞予想（02/26）

Final Predictions

ケイシャ
キャッスル＝ヒューズ

ダイアン
キートン

サマンサ
モートン

シャーリズ
セロン

ナオミ
ワッツ

○

△

◎

OSCAR PLANET Prediction		シャーリズ・セロン（モンスター）
General Prediction		シャーリズ・セロン（モンスター）
My Hope		シャーリズ・セロン（モンスター） or ナオミ・ワッツ（21グラム）

　アカデミー賞を受賞しやすい役柄というものが、存在する。体重を増減させた役柄。元々の外見を大きく崩した役柄。実在の人物。女優賞に限って言えば、娼婦役も好まれる。このすべての要素を満たし、今年オスカーレースに挑む女優がいる。『モンスター』のシャーリズ・セロンがその人だ。セロンと言えば、そのパーフェクトな美貌により瞬く間にスター女優となったシンデレラガール。その彼女が鬼気迫る役作りを見せ、ついに演技力を認められた。役柄に問題はない。メイクだけではなく、喋り方、動き方もまるで別人。もはや彼女だと分かる人はほとんどいないだろう。そしてオスカーはこの手の演技にたまらなく弱い。近年だけでもグウィネス・パルトロウ（男装）、ヒラリー・スワンク（男の外見。性同一性障害）、ハル・ベリー（ノーメイク）、ニコール・キッドマン（つけ鼻。実在の人物）らが、それまでのイメージを覆す役柄を演じて受賞を果たしている。さらにレズビアン役という点もアピールできる上、興行成績も伸びていることを考えると、セロンへの追い風はますます強くなる一方だ。強いて不安な点を挙げるとするなら、殺人鬼役が受けないかもしれないこと、賞狙いに出ているという声があること、ぐらいだろうか。しかし、それもその他の強力過ぎるアピールポイントの前では霞んでしまう。つまりレースはセロンが独走態勢に入っている。
　そのセロンを不気味に追い上げている女優がいる。それが『クジラの島の少女』のケイシャ・キャッスル＝ヒューズだとすると、驚かれるだろうか。今年のノミネーションで最も驚かされた選出の一人である彼女は、小さなニュージーランド映画でデビューを飾った少女である。まだ13歳。候補者発表時には彼女を気にする人など、ほとんどいなかった。しかし、それゆえインパクトが大きい。それからは彼女を取り上げる媒体が続出し、映画ファンの間でも彼女を推す急激に声が高まっている。セロンを打ち落とせるのは彼女しかいないという声までが聞こえるようになった。加えて今年は「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」の年。ニュージーランドが主役なのだ。ヒロインの座を彼女が勝ち取ってもおかしくはない。
　残り３人で最も可能性が高いのは、『恋愛適齢期』のダイアン・キートンだろう。唯一コメディ演技で候補入りした彼女は、また唯一のアメリカ出身女優でもある。ヘレン・ハント、マリサ・トメイが受賞したとき、彼女たちは唯一のアメリカ女優だった。この法則が働けば、キートンが受賞することになるかもしれない。それにもともとセロンの対抗馬とされていたのは、彼女だったのだ。
　『21グラム』のナオミ・ワッツ、『イン・アメリカ三つの小さな願いごと』のサマンサ・モートンはやや息切れしてきた感が強い。ふたりともオスカー好みの役柄での参戦だが、もうひとつ勢いが感じられない。個人的に応援したいふたりなのだが…。

（注）　この予想はアメリカ映画俳優組合賞発表前に執筆しました

Score　（02/15）
ケイシャ・キャッスル＝ヒューズ（クジラの島の少女）	誰も予想したなかったサプライズ・ノミネーション！（＋）	3.5
	主演女優賞部門史上最年少候補（＋＋）
	ニュージーランド勢絶好調（＋）
	Ｍ・ダグラス、Ｊ・ロバーツら有名人が支持を表明（＋）
	本来助演で推されていた（＊）
	前哨戦では新人賞止まり（－）
	若いというより、幼い。オスカーなんて、あげないよ（－）
ダイアン・キートン（恋愛適齢期）	70、80、90、2000年代と候補入りの偉業（＋）	3.0
	コメディ演技でも候補入りできる数少ない女優（＋＋）
	他を圧倒するキャリア（＋）
	「アニー・ホール」はいまだ映画史で語られる（＋）
	キアヌ・リーヴスを相手するなんて、美味し過ぎ！（＊）
	いい加減、あのファッションやめて下さらない？（＊）
	なんとヌードを披露！キャシー・ベイツに続け？（－）
サマンサ・モートン（イン・アメリカ三つの小さな願いごと）	地味ながら、毎年オスカー候補の噂が出る（＋）	1.0
	昨年「マイノリティ・リポート」「モーヴァン」で好演（＋）
	作品はオスカー好みの人間ドラマ（＋）
	「ギター弾きの恋」では惜しくも受賞ならず（＋）
	主演と呼ぶには、役柄が小さい（－－）
	前哨戦は不完全燃焼（＊）
	この演技力があれば、これからもチャンスはある（＊）
シャーリズ・セロン（モンスター）	レズビアン、ブスメイク、増量、娼婦！（＋＋＋）	5.5
	もはや名前を聞かないと彼女だと分からない（＋）
	重要な映画賞を総なめ（＋＋）
	受賞すれば会場は一気に華やかになること確実（＊）
	すっかり有名になった波乱に満ちた過去（＊）
	殺人鬼役は保守的な会員には受けないかも（＊）
	あからさまに賞獲りに出たという批判（－）
ナオミ・ワッツ（21グラム）	元薬中毒の母親役は演技力を証明しやすい（＋）	3.0
	ショーン・ペンが彼女にベタ惚れ（＋）
	「マルホランド・ドライブ」落選時にはブーイング（＋）
	女優歴18年。実は苦労人なんです（＊）
	勢いあるオーストラリア出身女優の一人（＋）
	去年オーストラリア女優にあげたばかりだしなぁ（－）
	前哨戦健闘も、受賞は地方の批評家協会賞（＊）

The Five Nominees　ノミネート女優　［I guessed 3/5］　（01/28）
ケイシャ・キャッスル＝ヒューズ　Keisha Castle-Hughes
	クジラの島の少女（ニューマーケット・フィルムズ）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors None
	1990年生まれの13歳。この歳での主演女優賞候補入りは史上最年少記録となる。ニュージーランドから飛び出した全く無名の少女が果たした快挙に驚きの声が挙がっている。配給会社が助演で推していたにも関わらず、主演で入ったあたり、彼女が評価されている証拠だ。
ダイアン・キートン　Diane Keaton
	恋愛適齢期（コロンビア）
	Oscar Experience 4 noms / 1 wins
	Precursors GGA、GSA、NBR、UFCS、IFCA
	70年代、80年代、90年代に続き、2000年代でも主演女優賞候補入り。いかに長くハリウッドで活躍し続けているかの証明だ。50代後半で挑戦したロマンス演技は、成熟した女性の魅力全開と評判。なんとヌードも披露している。「アニー・ホール」で受賞済み。二度目はあるのか。
サマンサ・モートン　Samantha Morton
	イン・アメリカ三つの小さな願いごと（フォックス・サーチライト）
	Oscar Experience 2 noms / 0 wins
	Precursors None
	「アンダー・ザ・スキン」で認められて以来、コンスタントに良作に出演し、気がつけば作品の発表ごとにオスカーが噂される名女優に成長した。近年では「マイノリティ・リポート」「モーヴァン」の演技も高く評価されている。役柄が小さいのが難だが、その繊細な演技は賞に十分値する。
シャーリズ・セロン　Charlize Theron
	モンスター（ニューマーケット・フィルムズ）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors SAG、GGA、GSA、ISA、BFCA、NSFC、SFFCC、DFFCA、LVFCS、CFCA…、BIFF
	これまで演技力を評価されてこなかった美人女優がついに初候補入り。しかも現時点での最有力である。役柄がその美貌を大きく崩した殺人鬼というのは皮肉だが、そのチャレンジ精神は高い評価を受けている。娼婦、ブスメイク、増量…どの要素を切り取ってもオスカー好み。
ナオミ・ワッツ　Naomi Watts
	21グラム（フォーカス・フィーチャーズ）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors LAFCA、WFCA、SDFCS、SFCA、FFCC、PFCS、OFCS
	「マルホランド・ドライブ」の衝撃演技から２年。彼女が帰ってきた。元ドラッグ中毒の母親役で凄まじいまでの演技を披露していると評判。勢いあるオーストラリア出身俳優たちの中でも、特に注目を集める存在。共演のショーン・ペンもその演技力にベタ惚れらしい。

**Prediction Charts**（02/26）
			02/26	02/21	02/16	02/11	02/06	02/01
１	→	シャーリズ・セロン	１	１	１	１	１	１
２	→	ケイシャ・キャッスル＝ヒューズ	２	２	２	３	４	５
３	→	ダイアン・キートン	３	３	４	４	２	２
４	→	ナオミ・ワッツ	４	４	３	２	３	３
５	→	サマンサ・モートン	５	５	５	５	５	４

database データベース（02/29）

キャンペーン・パワー（本人のアピール）　03/12/01～04/02/04
１．	シャーリズ・セロン	383 point	美貌際立つセロン、ワッツはどこに行っても注目の的。本人がアピールしなくても、マスコミの方から寄ってくるに違いない。美人は得なのであった…。キートンも年末からのイヴェントに積極的に出席している。
２．	ナオミ・ワッツ	319 point
３．	ダイアン・キートン	135 point
４．	ケイシャ・Ｃ＝ヒューズ	52 point
５．	サマンサ・モートン	50 point

前哨戦ポイント 2004年２月29日現在
１．	シャーリズ・セロン	62 point	前哨戦ではセロンとワッツの一騎打ち状態。前半をワッツ、後半をセロンがリードしたが、セロンは重要度の高い賞を抑えていてポイントが高い。キートンはコメディ枠をがっちりと確保した。キャッスル＝ヒューズは新人賞を多数獲得した。
２．	ナオミ・ワッツ	35 point
３．	ダイアン・キートン	28 point
４．	サマンサ・モートン	7 point
５．	ケイシャ・Ｃ＝ヒューズ	5 point

対象作の興行収入　2004年２月22日現在
１．	ダイアン・キートン	$121m	50代女性のロマンスを扱った『恋愛適齢期』が予想を遥かに上回る１億ドル突破の大ヒット。「恋愛小説家」的な人気が出ているようだ。キートンが興行的にはぶっちぎりの強さ。セロンの『モンスター』も更なる伸びが見込めそう。
２．	シャーリズ・セロン	$23m
３．	ケイシャ・C＝ヒューズ	$20m
４．	ナオミ・ワッツ	$15m
５．	サマンサ・モートン	$13m

出演料で見るスター・パワー
１．	シャーリズ・セロン	-	いずれも公表していないので、推定。セロン、ワッツはヒット作が続き株は上昇中。キートンもヴェテランとして手堅く稼いでいるはず。キャッスル＝ヒューズは「スター・ウォーズエピソード３」への出演が決まり、今後急上昇が予想される。
２．	ダイアン・キートン	-
３．	ナオミ・ワッツ	-
４．	サマンサ・モートン	-
５．	ケイシャ・Ｃ＝ヒューズ	-

キャリア-俳優活動歴
１．	ダイアン・キートン	34年	ヴェテランのキートンは30年以上を第一線で走り、キャリアの長さで他候補を圧倒する。ワッツは近年出てきた女優と思われがちだが、実は下積み時代が長い。売れない時代には同郷ニコール・キッドマンに励まされていた。
２．	ナオミ・ワッツ	18年
３．	サマンサ・モートン	13年
４．	シャーリズ・セロン	9年
５．	ケイシャ・Ｃ＝ヒューズ	2年

ノミネート予想（01/25）

Final Predictions

　助演男優賞部門と並び、票が最も割れると予想されるのが主演女優賞部門である。昨年のビッグ６のような決め手に欠ける演技が並んでいて、誰が来るのか想像がつかない事態になっているのだ。が、そんな中から一人飛び出したのが『モンスター』のシャーリズ・セロンだ。パーフェクトなあの美貌を完全に消滅させた役作りに、驚きの声が挙がり、受賞間違いなしの声までもが出始めている。オスカーは美人女優の美貌を崩した役作りが大好きということも手伝い、彼女は現時点のリーダーだ。彼女を追いかけるのは『恋愛適齢期』のダイアン・キートンと『21グラム』のナオミ・ワッツ。キートンのパフォーマンスはオスカー女優のカムバックとして熱烈に歓迎されている他、もし候補入りすれば70年代、80年代、90年代に続き2000年代でも候補入りした女優ということになるという話題性もある。ワッツはブロードキャスト映画批評家協会賞、ゴールデン・グローブ賞で候補落ちするという波乱もあったが、アメリカ映画俳優映画批評家協会賞で息を吹き返した感じがある。前哨戦でセロンと互角に戦えたのは、実はワッツだけなのだ。残り２席には誰が座ってもおかしくない。スターパワーで勝負のニコール・キッドマン（『コールドマウンテン』）、オスカー受賞以来のシリアス演技が話題のジェニファー・コネリー（『砂と霧の家』）、いつも巧いケイト・ブランシェット（『ヴェロニカ・ゲリン』）、昨年最もブレイクした女優スカーレット・ヨハンソン（『真珠の耳飾りの少女』）、感情の揺れを見事に表現したサマンサ・モートン（『イン・アメリカ三つの小さな願いごと』）、助演賞候補が期待されるパトリシア・クラークソン（『The Station Agent』）、コメディ演技からはジェイミー・リー・カーティス（『フォーチュン・クッキー』）、ダイアン・レイン（『トスカーナの休日』）、ヘレン・ミレン（『カレンダー・ガールズ』）も射程圏内だ。しかし、彼女たちを飛び越えそうな勢いを見せている女優が、ふたりいる。『キル・ビル Vol.1』のユマ・サーマンと『サーティーンあの頃欲しかった愛のこと』のエヴァン・レイチェル・ウッドだ。どちらもゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で候補入りした他、サーマンは英国アカデミー賞、ウッドはアメリカ俳優組合賞で候補入りしている。票割れ必至の部門だけに何が起こるかわからない。

OSCAR PLANET 予想		管理人希望
Likely	ダイアン・キートン（恋愛適齢期）	ダイアン・レイン（トスカーナの休日）
Risky	ニコール・キッドマン（コールドマウンテン）	ヘレン・ミレン（カレンダー・ガールズ）
Lock	シャーリズ・セロン（モンスター）	サマンサ・モートン（イン・アメリカ三つの小さな願いごと）
Likely	ナオミ・ワッツ（21グラム）	シャーリズ・セロン（モンスター）
Risky	エヴァン・レイチェル・ウッド（サーティーンあの頃欲しかった愛のこと）	ナオミ・ワッツ（21グラム）
The Runner-up		The Runner-up
Risky	ユマ・サーマン（キル・ビル Vol.1）	ユマ・サーマン（キル・ビル Vol.1）

The Five Frontrunners　フロントランナー（５名）　（01/25）
名前　（作品）	ポイント
ダイアン・キートン Diane Keaton （恋愛適齢期） Winner: GGA、GSA、NBR、UFCS、IFCA	オスカー女優のカムバックに全米中が熱狂。年齢を重ねた女性の美しさを見事に表現と大評判。ジャック・ニコルソンを霞ませる勢い。 Weak Point 賛辞が彼女の演技に集中し過ぎている感があり、作品の援護はどうやら受けられそうにない。コメディ枠はヘレン・ミレン、ダイアン・レイン、ジェイミー・リー・カーティスも射程圏内。
ニコール・キッドマン Nicole Kidman （コールドマウンテン）	「めぐりあう時間たち」で主演女優賞を獲得したばかり。今年候補入りすれば、３年連続の快挙。今最も勢いのある女優。 Weak Point ここぞとばかりに賞狙いの作品が続いている。露骨過ぎないか？作品の評価もそれほど高くはなく、アクセントの拙さを指摘されている。レニー・ゼルウィガーに喰われているという評あり。
シャーリズ・セロン Charlize Theron （モンスター） Winner: SAG、GGA、GSA、ISA、BFCA、NSFC、SFFCC、DFFCA、LVFCS、CFCA、COFCA、VFCC、NYFCO、OFTA、BIFF	アメリカ初と言われる女性連続殺人鬼役。パーフェクトな美貌をかなぐり捨てた役作りで話題騒然。受賞も夢ではないとの声が出てきた。 Weak Point 殺人鬼役は受けにくいかもという危惧もあるが、オスカーは美人女優が美貌を崩した演技が大好き。近年の受賞者ヒラリー・スワンク、ハル・ベリー、ニコール・キッドマンを見よ！安全圏へ。
ナオミ・ワッツ Naomi Watts （21グラム） Winner: LAFCA、WFCA、SDFCS、SFCA、FFCC、PFCS、OFCS	「マルホランド・ドライブ」の名演技もいまだ鮮烈な輝き。元ドラッグ中毒の母親役は、いかにも会員が好きそう。今が旬の勢いあり。 Weak Point 共演者に恵まれたが、かえって演技力がくっきりわかる。同郷ニコール・キッドマンとの比較も…。作品が暗過ぎて敬遠されるか。助演女優部門だったら確実だったのに…という嘆き。
エヴァン・レイチェル・ウッド Evan Rachel Wood （サーティーンあの頃欲しかった愛のこと）	反抗的なティーンをリアルに演じて実力を見せつける。ノミネートされたら史上最年少の主演女優候補という話題性。彼女が歴史を作る。 Weak Point 1987年生まれの16歳。そうは言っても若過ぎないだろうか。これからまだチャンスはあると見送られる可能性あり。助演女優部門で推すべきだったという声が聞かれる。

ノミネーション予想これまでの流れ 2003　（Changes in Red）
01/25（Final Prediction）
ナオミ・ワッツ	エヴァン・レイチェル・ウッド	ダイアン・キートン	シャーリズ・セロン*	ニコール・キッドマン
The　Leader：シャーリズ・セロン
01/01
ナオミ・ワッツ	ジェニファー・コネリー	ダイアン・キートン	シャーリズ・セロン*	ニコール・キッドマン
12/01
ナオミ・ワッツ	ジェニファー・コネリー	ヘレン・ミレン	シャーリズ・セロン*	サマンサ・モートン
11/01
ナオミ・ワッツ*	ジェニファー・コネリー	ダイアン・レイン	ケイト・ブランシェット	サマンサ・モートン
10/01
ナオミ・ワッツ*	ジェニファー・コネリー	ダイアン・レイン	ケイト・ブランシェット	メグ・ライアン
09/01
ナオミ・ワッツ*	ニコール・キッドマン	ダイアン・レイン	ケイト・ブランシェット	メグ・ライアン
08/01
ナオミ・ワッツ*	ニコール・キッドマン	ダイアン・レイン	シャーリズ・セロン	メグ・ライアン
07/01
ナオミ・ワッツ	ニコール・キッドマン*	ダイアン・レイン	シャーリズ・セロン	アグネス・ブラックナー
06/01
ケイト・ブランシェット*	ニコール・キッドマン	ダイアン・レイン	シャーリズ・セロン	アグネス・ブラックナー
05/01
ケイト・ブランシェット*	ニコール・キッドマン	ダイアン・レイン	シャーリズ・セロン	キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ

The Other Contenders　その他の有力候補　（01/25）（上にあがる可能性が特に高い女優はグレイ）
名前　（作品）	ポイント
ケイト・ブランシェット Cate Blanchett （ミッシング）	今やオーストラリアにとどまらない世界のトップ・オブ・トップに踊り出た感あり。彼女の演技は概ね好評だが、作品の評価は伸び悩む。『ヴェロニカ・ゲリン』との票割れが懸念される。
ケイト・ブランシェット Cate Blanchett （ヴェロニカ・ゲリン）	実在したジャーナリスト役は、演技力を発揮するのにうってつけ。毎年のようにオスカー候補の噂が出ながら、実際にノミネートされたのは「エリザベス」だけ。作品は酷評された。
ネーヴ・キャンベル Neve Campbell （バレエ・カンパニー）	いまだ現役で活躍し続けるロバート・アルトマン監督作でヒロインを務める。作品に勢いがあればもしかして…？所詮は「スクリーム」女優だと思われている可能性が大。
パトリシア・クラークソン Patricia Clarkson （The Station Agent）	サンダンスで他作品の演技と併せて演技賞受賞。「2003年のジョン・Ｃ・ライリー」と形容されるが、票割れは確実と思われ…。Winner: NBR、NSFC、BSFC、FFCC、KCFCC
ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly （砂と霧の家）	オスカー受賞後初参戦で話題に。対象作はドリームワークスの一押し。ここ数作の演技は作品に支えられていただけという声あり。主演男優に喰われているという評あり。Winner: KCFCC
トニ・コレット Toni Collette （Japanese Story）	実力ある若手演技派として、ハリウッド大作の脇役としてコンスタントに出演。オーストラリア映画協会賞獲得。「シックス・センス」で助演賞候補に挙がるも、「アバウト・ア・ボーイ」では無視。
ジェイミー・リー・カーティス Jamie Lee Curtis （フォーチュン・クッキー）	10代の娘と心が入れ替わってしまった母親役が大好評。興行的にも成功し、ゴールデン・グローブ賞ノミネート。でもさすがにオスカー候補に挙がるのは難しいのでは？
スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson （真珠の耳飾りの少女）	コスチューム・プレイに初挑戦し、大好評。このところメキメキと評価を高め、他の若手女優とは違う癖のある作品選択が一目置かれている。助演作『ロスト・イン・トランスレーション』が本命。
ダイアン・レイン Diane Lane （トスカーナの休日）	作品の舞台は相性の良いイタリア。批評家は「コメディ演技も素晴らしい」とまたもや絶賛。興行的にも成功。作品はどうやらハリウッド的な内容で、賞レースに絡みそうにない。Winner: HFF
ヘレン・ミレン Helen Mirren （カレンダー・ガールズ）	受賞こそないが映画人から尊敬を集めるヴェテラン女優。「ゴスフォード・パーク」の名演冷めやらぬ中、女性版「フル・モンティ」で勝負。アンサンブル劇ゆえ助演で推した方が良いとの声あり。
サマンサ・モートン Samantha Morton （イン・アメリカ三つの小さな願いごと）	作品バランスがとてもいい。アイルランド移民の役は会員好み。批評家からは凄まじい賛辞。昨年の「マイノリティ・リポート」との合わせ技。小品ゆえ大量封切りの中に埋もれてしまう？
グウィネス・パルトロウ Gwyneth Paltrow （シルヴィア）	「恋におちたシェイクスピア」でアメリカのアイドルに。得意のコスチュームものに再挑戦。しかも会員の好きな実在の詩人役。意外にも作品はこてんぱんに叩かれてしまった。
シャーロット・ランプリング Charlotte Rampling （スイミング・プール）	大絶賛を集めた「まぼろし」で組んだフランソワ・オゾン監督作に再び出演。カンヌ映画祭で彼女の演技は高い評価を得るも、作品は賛否両論に割れた。オスカーには縁がない。
ジュリア・ロバーツ Julia Roberts （モナリザ・スマイル）	久しぶりの主演作。コスチュームものが果たして似合うのか。「エリン・ブロコビッチ」でオスカー獲得済みだが、それに見合った実力を持っているのかどうか。作品は酷評。
メグ・ライアン Meg Ryan （イン・ザ・カット）	セクシャルスリラーでヌードを披露するという賭けに出た。彼女の演技の評価はマズマズだが、作品は酷評だらけ、脱ぎ損との声も。コメディエンヌのイメージが強過ぎる。離婚のダメージも続く。
ユマ・サーマン Uma Thurman （キル・ビル Vol.1）	女殺し屋に扮して日本刀を振りまわすインパクト。クエンティン・タランティーノとの相性は良く、「パルプ・フィクション」で助演女優賞候補に挙がったことも…。ドラマ性は希薄。
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ Catherine Zeta-Jones （ディボース・ショウ）	主役を霞ませる「シカゴ」のパフォーマンスで、助演女優賞を獲得。今度は主演だ！ハズれのないコーエン兄弟がバックアップ。でも、彼女から歌とダンスを奪ったら何が残るのか。

No Chance　チャンスなし　（11/01）
アグネス・ブラックナー Agnes Bruckner （Blue Car）	ケイト・ハドソン Kate Hudson （ル・ディヴォースパリに恋して）
アンジェリーナ・ジョリー Angelina Jolie （すべては愛のために）	フランシス・マクドーマンド Frances McDormand （しあわせの法則）
サラ・ポーリー Sarah Polley （死ぬまでにしたい10のこと）	クリスティーナ・リッチ Christina Ricci （僕のニューヨークライフ）
レイチェル・ワイズ Rachel Weisz （彼氏がステキになったワケ）	レニー・ゼルウィガー Renée Zellweger （恋は邪魔者）

Predictions

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