Predictions -Best Actress-

キャリア-映画俳優活動歴

イメルダ・スタウントン

ケイト・ウィンスレット

カタリーナ・サンディノ・モレノ

Predictions -Best Actress-

主演女優賞

受賞予想（02/24）

Final Predictions

アネット・ベニング

カタリーナ・サンディノ
モレノ

イメルダ
スタウントン

ヒラリー・スワンク

ケイト
ウィンスレット

◎

△

○

OSCAR PLANET Prediction		アネット・ベニング（華麗なる恋の舞台で）
General Prediction		ヒラリー・スワンク（ミリオンダラー・ベイビー）
My Hope		イメルダ・スタウントン（ヴェラ・ドレイク）

　オスカーの奇妙な廻り合わせ。99年主演女優賞を争ったアネット・ベニングとヒラリー・スワンクが、再び全面対決。前回は本命視されていたスワンクが逃げ切ったが、今回はどうか。下馬評では今回も、対象作『ミリオンダラー・ベイビー』が大人気のスワンクが圧倒的に有利と言われている。30代になってボクシングに挑戦する女性を演じたスワンク。彼女のための役柄、彼女にしか演じられないと言われている作品を携えてのオスカー再挑戦。色気はないが、それを逆手にとってハリウッドで独自のポジションを築き上げたスワンクに、もはや「ベスト・キッド４」「ビバリーヒルズ青春白書」の面影はない。だが、彼女はもう既に一度受賞しているのだ。現在30歳。この若さで果たして、２つ目の主演女優賞をそう簡単に進呈するだろうか。現在ハリウッドの女帝として君臨するジョディ・フォスター以後、この栄誉を手にしている者はいない（ジェシカ・ラングは主演と助演を一回ずつ受賞）。スワンクがフォスターと肩を並べる？どうしても想像できない。
　ましてや今回のライヴァルは、スワンクが一度破っている、『華麗なる恋の舞台で』のベニングだ。老会員たちはヴェテランのベニングに勝たせてあげたいと思うに違いない。候補者５人の対象作を見ていない会員が名前だけで投票を決めるとしたならば、やはりベニングに票を投じるだろう。ベニングが今回演じているのは舞台女優で、女優ならば誰もが演じてみたいと思う役柄とのこと。業界を愛する会員の票も流れ込むだろう。つまり、今回はスワンクに後れをとっているベニングが、いかにスワンクの不安要素を突いていけるかで勝負が決まる。おそらく世間で言われているほど、スワンクとベニングの間に差はない。接戦、どちらに転んでもおかしくない。
　もしサプライズがあるとするならば、前哨戦で大健闘を見せたイギリスの名女優、『ヴェラ・ドレイク』のイメルダ・スタウントンだろう。実力だけならトップと言われている彼女が浮上するのは、スワンクとベニングで綺麗に票が割れたときだ。対象作は地味な内容ながら、意外にもオスカーで３部門で候補に挙がっている。しかも監督賞までノミネートされているという人気ぶりだ。本来この手の実力派が主演賞を受賞することはないのだが、可能性は思うほどに低くないと見た。
　『エターナル・サンシャイン』のケイト・ウィンスレットはこれが実に４度目のノミネーションという快挙。一度も受賞していないのが、かえってサプライズの可能性を漂わせている。それに彼女は『ネバーランド』の演技も合わせて評価されるというポイントもある。英国アカデミー賞ではＷ候補に挙がったのが災いして（？）スタウントンに賞を譲ったが、果たして単独ノミネートだったらどうなっていただろう。演技が評価されにくい作品なのが、辛いところだ。
　候補者の中でいちばん若いのは『そして、、ひと粒のひかり』のカタリーナ・サンディノ・モレノ。今年の主演女優賞部門は不作と言われていて、数合わせの候補入りのような空気が漂っている。大先輩たちを追い抜いてのデビュー作初受賞は、たとえ若手の受賞が続いているとしても、まずないだろう（10代の役だが、今年で24歳）。昨年のケイシャ・キャッスル＝ヒューズのように、式を楽しむことを優先しよう。
　スワンクかベニングか、それとも伏兵のスタウントンか。授賞式の華、オスカーの主役となるのは誰か。混戦模様である。

**Prediction Chart**
		％	final	02/16	02/11	02/06	02/01	-
1	アネット・ベニング（華麗なる恋の舞台で）	31	1	2	2	2	2	５年前オスカーを争った二人の因縁バトル。大接戦
2	ヒラリー・スワンク（ミリオンダラー・ベイビー）	30	2	1	1	1	1	５年前オスカーを争った二人の因縁バトル。大接戦
3	イメルダ・スタウントン（ヴェラ・ドレイク）	29	3	3	3	3	4	侮れないヴェテラン
4	ケイト・ウィンスレット（エターナル・サンシャイン）	9	4	4	4	4	3	Happy to be Nominated
5	カタリーナ・サンディノ・モレノ（そして、ひと粒のひかり）	1	5	5	5	5	5	Happy to be Nominated

**List of Marks**
アネット・ベニング『華麗なる恋の舞台で』	３度目のノミネート。実力は既に認められている（＋＋＋）	3.5
	女優冥利に尽きる役柄と評判（＋）
	ダンナのウォーレン・ベイティはハリウッドの実力者（＊）
	「アメリカン・ビューティー」で取れなかった同情票（＋）
	そのときのライヴァル、ヒラリー・スワンクがまたしても…！（＊）
	歴史は繰り返される…（＊）
	前哨戦では意外に伸びず。作品は賛否が割れた（－）
カタリーナ・サンディノ・モレノ『そして、ひと粒のひかり』	フレッシュ！初ノミネート！（＋）	0.5
	運び屋業に手を染める妊娠娘役。Wow...（＋）
	各映画祭で軒並み高い評価。ブレイクスルー賞圧勝（＋）
	若手女優に比較的優しい部門（＊）
	対象作は外国語映画賞資格を与えられず（－）
	コロンビア出身。オスカーはアメリカのもの（－）
	で、アンタ、誰なのさ！（－）
イメルダ・スタウントン『Vera Drake』	演技力が試されるマイク・リー映画のヒロイン（＋＋）	3.0
	舞台で鍛えられた確かな演技力（＋＋）
	非合法の中絶手術を行う女性役。ショッキング！（＋）
	前哨戦前半は独走態勢だった（＊）
	でも地味。とにかく地味（－）
	同ポジションだった「秘密と嘘」のブレンダ・ブレッシンは落選（－）
	このところ、この部門で英国女優は元気なし（＊）
ヒラリー・スワンク『ミリオンダラー・ベイビー』	最も得意とするタイプの役柄で話題騒然（＋＋）	4.0
	この役を、他に誰が演じられるというのか（＋）
	作品の評価は高まるばかり（＋＋）
	前哨戦後半の追い上げが凄まじく、SAG受賞（＋＋）
	既に受賞済み。二度目を獲ってもいい器なのか（－＊）
	今回はベニングにあげてよー（－）
	仲間たちよ、テレビ出身女優だということを忘れるな（＊）
ケイト・ウィンスレット『エターナル・サンシャイン』	20代にして４度目の候補。会員は彼女が大好き（＋＋）	3.0
	『ネバーランド』の演技と合わせて評価される（＋＋）
	「タイタニック」カップルの同時受賞は、ちょっと見てみたい？（＊）
	チャーリー・カウフマン脚本作で新境地（＋）
	が、ぶっ飛んだ役柄は老会員にアピールせず（－－）
	ちょっと高く評価し過ぎかもしれないなぁ（＊）
	今度ダイエット法を教えて下さい…（＋－）

The Five Nominees　ノミネート女優　［I guessed 5/5］
アネット・ベニング　Annette Bening
	華麗なる恋の舞台で（ソニー・ピクチャーズ・クラシックス）
	Oscar Experience 3 noms / 0 wins
	Precursors GGA、GSA、NBR、SFCA、HFF
	作品数は決して多くないものの、喜劇のできる実力派として確固たる地位を確立している。30年代の舞台女優に扮して高評価を得た。ライヴァルのスワンクとは「アメリカン・ビューティー」で候補入りしたときにも対戦、敗れ去るという苦い過去を持っている。そろそろ獲ってもいい頃。
カタリーナ・サンディノ・モレノ　Catalina Sandino Moreno
	そして、ひと粒のひかり（ファイン・ライン・フューチャーズ）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors BIFF
	映画デビュー作でいきなりオスカーにノミネートされたシンデレラガール。生きるためヘロインを運ぶ仕事に手を染める妊娠中の少女に扮して話題を呼んだ。ベルリンをはじめ各映画祭で次々と絶賛されたのは爽快ですらあった。フレッシュさを求める会員には、彼女の姿は眩しく映るはず。
イメルダ・スタウントン　Imelda Staunton
	ヴェラ・ドレイク（ファイン・ライン・フューチャーズ）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors OBAFA、NSFC、NYFCC、LAFCA、CFCA、WFCA、SDFCS、SFCC、IFCA、TFCA...
	英国の実力派が前哨戦で旋風を巻き起こし余裕のノミネート。マイク・リー作品の主演を務めるという幸運。中絶手術を行う女性役が会員の目にどう映るか。実力だけなら５人の中で最高と言われるが…。実はまだ40代。ベニングとは２歳しか違わないというのは衝撃の事実。
ヒラリー・スワンク　Hilary Swank
	ミリオンダラー・ベイビー（ワーナー・ブラザース）
	Oscar Experience 2 noms / 1 wins
	Precursors SAG、GGA、GSA、BFCA、NSFC、BSFC、PFCS、FFCC、KCFCC、DFFCA、COFCA...
	一発屋の匂いを漂わせていたが、女性ボクサーという最高のハマり役を得て再びノミネート。鍛え上げられた肉体と確かな演技力は批評家のみならず、映画ファンもノックアウト。この歳で二つ目のオスカー早いという声もあるが、それを嘲笑う好調ぶり。ベニングの前に立ちはだかる壁。
ケイト・ウィンスレット　Kate Winslet
	エターナル・サンシャイン（フォーカス・フィーチャーズ）
	Oscar Experience 4 noms / 0 wins
	Precursors LVFCS、UFCS、OFCS、CA、ICS
	20代の若さでこれで４度目という驚異的ハイペースでノミネーションを勝ち取り続けている、イギリス若手女優。これまでの候補入りしたときはすべてコスチューム劇だったが、今回は現代的な女性に扮して新境地開拓。公開時期の悪さを跳ね返しての候補入りは、高評価の証拠。

ranking

キャンペーンパワー　03/12/01～04/01/31			前哨戦ポイント　-02/27-
1	ヒラリー・スワンク	431 point	1	ヒラリー・スワンク	142.5 p
2	アネット・ベニング	261 point	2	イメルダ・スタウントン	132.5 p
3	カタリーナ・サンディノ・モレノ	200 point	3	ケイト・ウィンスレット	99.0 p
4	ケイト・ウィンスレット	98 point	4	アネット・ベニング	92.5 p
5	イメルダ・スタウントン	7 point	5	カタリーナ・サンディノ・モレノ	74.0 p

対象作の興行収入　-02/21-			スターパワー（出演料）
1	ヒラリー・スワンク	$55m	1	ケイト・ウィンスレット	$6m
2	ケイト・ウィンスレット	$34m	2	アネット・ベニング	$5m
3	カタリーナ・サンディノ・モレノ	$6m	3	ヒラリー・スワンク	$3m
4	アネット・ベニング	$5m	4	イメルダ・スタウントン	-
5	イメルダ・スタウントン	$3m	5	カタリーナ・サンディノ・モレノ	-

ノミネート予想（01/21）

Final Predictions

　主演男優賞とは逆に、有力女優が少なく嘆かれているのが主演女優賞部門。おかげでいつもなら当確ランプがつかないだろう女優たち３人が候補入りを確実のものとしている。まず、現時点でのトップを快走中なのが『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンク。ボクシングに挑戦する女性といういかにもスワンク的な役柄でパンチのある演技を披露していると話題になっている。オスカー受賞の「ボーイズ・ドント・クライ」以上の賛辞にはなっていないとは言え、それでもトップランナーであるところが、今年のこの部門の不作振りを象徴している。追いかけるのは、「アメリカン・ビューティー」の演技により「ボーイズ」のスワンクに競い負けたアネット・ベニング。対象作の『華麗なる恋の舞台で』は不評だったが、彼女のコメディ演技は高い評価を得た。もし今年ベニングが「アメリカン」を携えていたら、楽々受賞していただろうと言われている。批評家筋に圧倒的に支持されているのは『ヴェラ・ドレイク』のイメルダ・スタウントン。地味なイギリス女優ゆえ、いつもならどれだけ前哨戦をリードしても当確とは言えないのだが、これまたライヴァルたちが弱すぎるゆえ、候補入りを逃すとは考えにくい。受賞者はこの３人の中から選ばれることになるだろう（くどいようだが、この３人も通常なら候補入りも危うい。本当に不作なのだ）。３人を猛追しているのは『エターナル・サンシャイン』のケイト・ウィンスレット。３月公開というハンディを背負いながら、年末になってもBUZZは鳴り止まず、大逆転の受賞もありえるかもしれない。時代ドラマの印象が強いウィンスレットが現代劇を演じているのも新鮮。それにウィンスレットはこの若さで既に３つノミネーションを勝ち取っているぐらいに、オスカー会員のお気に入り。今回も候補入りする可能性は非常に高いと言える。最後の席の行方が読めないが、『そして、ひと粒のひかり』の新人女優カタリーナ・サンディノ・モレノを推す声が大きいように思われる。昨年はケイシャ・キャッスル＝ヒューズがサプライズ・ノミネーションを勝ち取り話題になったように、それに続く外国女優の躍進が見られるのではないか。ブロードキャスト映画批評家協会賞とアメリカ映画俳優組合賞にノミネートされたのも心強い。サプライズがあるとしたら、『キル・ビル Vol.2』のユマ・サーマン。昨年は前哨戦後半に健闘しながら落選という憂き目に遭った彼女、今年は一作目、二作目を合わせた評価になることは確実で、昨年よりは可能性が高いように見える。その他『ビフォア・サンセット』のジュリー・デルピー、『ママの遺したラヴソング』のスカーレット・ヨハンソン、『オペラ座の怪人』のエミー・ロッサムが有力だが、小粒感が拭えないのは痛いところだろう。

OSCAR PLANET Prediction		General Prediction
Lock	アネット・ベニング（華麗なる恋の舞台で）	アネット・ベニング（華麗なる恋の舞台で）
Risky	カタリーナ・サンディノ・モレノ（そして、ひと粒のひかり）	イメルダ・スタウントン（ヴェラ・ドレイク）
Lock	イメルダ・スタウントン（ヴェラ・ドレイク）	ヒラリー・スワンク（ミリオンダラー・ベイビー）
Lock	ヒラリー・スワンク（ミリオンダラー・ベイビー）	ユマ・サーマン（キル・ビル Vol.2）
Likely	ケイト・ウィンスレット（エターナル・サンシャイン）	ケイト・ウィンスレット（エターナル・サンシャイン）
The Runner-up		The Runner-up
Risky	ユマ・サーマン（キル・ビル Vol.2）	エミー・ロッサム（オペラ座の怪人）

The Five Frontrunners　フロントランナー（５名）
名前　（作品）	ポイント
Lock アネット・ベニング Annette Bening （華麗なる恋の舞台で） Winner: GGA、GSA、NBR、SFCA、HFF	「アメリカン・ビューティー」で受賞できなかった同情票。コスチューム劇で抜群のコメディ・センスを披露。Bening's Year? Yes!!! Weak Point 作品はそれほど評価されず、ミスキャストの声もあるが、長いキャリアを武器に楽々セーフ。業界内で再評価の空気が濃厚に立ち込める。授賞式にはウォーレン・ベイティと一緒に来てね。
カタリーナ・サンディノ・モレノ Catalina Sandino Moreno （そして、ひと粒のひかり） Winner: BIFF	コロンビア出身の若手女優。ベルリンで女優賞受賞、米評論家が絶賛。多くの媒体が彼女の可能性を指摘。新鮮な空気が欲しいしね。 Weak Point アカデミーは対象作のコロンビアの外国語映画賞出品を拒否。コロンビアはアカデミーに抗議している。その煽りを食ったりして…。若手女優。外国人女優。無名女優。障害は多い。
Lock イメルダ・スタウントン Imelda Staunton （ヴェラ・ドレイク） Winner: OBAFA、NSFC、NYFCC、LAFCA、CFCA、WFCA、SDFCS、SFCC、IFCA、TFCA、VFCC、LFCC、NYFCO、WFCC、VVFCP、EFA、VIFF、BIFA	舞台でも活躍するイギリスの名女優。出産を望まない人に非合法の中絶手術を行う女性を力強く演じ、ヴェネチアに続きアメリカでも絶賛。 Weak Point なんとか「秘密と嘘」のブレンダ・ブレッシン的な強さを見せたいが…という願いが通じたのか、前哨戦をリードする絶好調ぶり。英国の地味な女優というハンディも、Weak Yearなので大丈夫。
Lock ヒラリー・スワンク Hilary Swank （ミリオンダラー・ベイビー） Winner: SAG、GGA、GSA、BFCA、NSFC、BSFC、PFCS、FFCC、KCFCC、DFFCA、COFCA、SLFCA、OFTA	30代にしてボクシングを始める女性。男顔負けの役は任せとけ！対象作は今年の台風の目となりそうな気配。会員のお気に入り。 Weak Point オスカー受賞後の低迷を吹き飛ばす演技。タイプキャスト？それがどうした、かかってきやがれ！アネット・ベニングを再びKOする力はまだまだ残ってるわよ！ファッションが密かに楽しみ？
ケイト・ウィンスレット Kate Winslet （エターナル・サンシャイン） Winner: LVFCS、UFCS、OFCS、CA、ICS	チャーリー・カウフマンの脚本作で見せたことのない一面を披露、「爆発的パフォーマンス」との評が続々。公開時期の悪さは今や武器。 Weak Point カウフマン作品は保守的な会員に受けない恐れあり。すでに３度候補入り。ちょっとノミネートし過ぎじゃない？『ネバーランド』との票割れは確実。せめて『ネバーランド』は助演で推して！

ノミネーション予想これまでの流れ 2004　（Changes in Red）
01/21
ヒラリー・スワンク*	イメルダ・スタウントン	アネット・ベニング	ケイト・ウィンスレット	カタリーナ・Ｓ・モレノ
The Leader：ヒラリー・スワンク
01/01
ヒラリー・スワンク*	イメルダ・スタウントン	アネット・ベニング	ケイト・ウィンスレット	ユマ・サーマン
12/01
カタリーナ・Ｓ・モレノ	イメルダ・スタウントン	アネット・ベニング*	ケイト・ウィンスレット	エミー・ロッサム
11/01
ジュリア・ロバーツ	イメルダ・スタウントン*	アネット・ベニング	ケイト・ウィンスレット	オドレイ・トトゥ
10/01
ペネロペ・クルス	イメルダ・スタウントン*	アネット・ベニング	キム・ベイシンガー	オドレイ・トトゥ
09/01
ペネロペ・クルス	グウィネス・パルトロウ	アネット・ベニング*	キム・ベイシンガー	オドレイ・トトゥ
08/01
ペネロペ・クルス	グウィネス・パルトロウ	アネット・ベニング	キム・ベイシンガー	リース・ウィザースプーン*
07/01
ペネロペ・クルス	グウィネス・パルトロウ	ロビン・ライト	キム・ベイシンガー	リース・ウィザースプーン*
06/01
ペネロペ・クルス	グウィネス・パルトロウ	ロビン・ライト	ケイト・ウィンスレット	リース・ウィザースプーン*
05/01
サマンサ・モートン	グウィネス・パルトロウ	ロビン・ライト	ケイト・ウィンスレット	リース・ウィザースプーン*
04/01
サマンサ・モートン	グウィネス・パルトロウ	シャーリズ・セロン	ケイト・ウィンスレット	リース・ウィザースプーン*

The Other Contenders　その他の有力候補（上にあがる可能性が特に高い女優はグレイ）
名前　（作品）	ポイント
ケイト・ブランシェット Cate Blanchett （ライフ・アクアティック）	毎年オスカーの噂が出ながら、候補に挙がったのは一度だけ。どの作品でも素晴らしく、作品が多いとどうしても票が分散してしまうタイプ。作品は彼女だけが見ものとの声。Winner: LVFCS
キム・ベイシンガー Kim Basinger （ドア・イン・ザ・フロア）	夫のアシスタントである、自分より遥かに若い青年に惹かれる妻をドラマティックに演じていると評判。ひょっとすると反感を買いやすい役柄かも。公開は不幸にも７月。離婚ゴシップ。
ジュリー・デルピー Julie Delpy （ビフォア・サンセット）	彼女の名声を世界規模に高めた「恋人までの距離」の続編。評論家から圧倒的な支持。でも、あの作品のその後を描くだなんて、野暮ですわよ。年末までBUZZ沸騰。Winner: SFFCC
ローラ・ダーン Laura Dern （夫以外の選択肢）	サンダンスで賛辞集中。公開時にも「彼女の演技が映画を支えている」との評が大半。実力は「ランブリング・ローズ」で証明済み。カムバックガール！Winner: BSFC
スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson （ママの遺したラヴソング）	母の死をきっかけに故郷に戻る若い女性役。クラシカルな美貌で他の若手女優とは明らかに違うポジションを獲得。『イン・グッド・カンパニー』との票割れは、前年の悲劇を思い出させる。
アシュレイ・ジャド Ashley Judd （五線譜のラブレター De-Lovely）	作曲家コール・ポーターのインスピレーションの源となった女性を生き生きと演じる。歌声も披露。ケヴィン・クラインの主演男優賞候補入りが絶対条件。作品の評価はそれほど伸びず。
ニコール・キッドマン Nicole Kidman （記憶の棘）	髪をバッサリ切ってイメージ一新。このところ露出過多だったが、新鮮に映ってプラス・ポイント。量産されるスーパーナチュラル・スリラー。この手の作品が嫌いな会員はゲンナリ。作品は酷評。
ティア・レオーニ Téa Leoni （スパングリッシュ太陽の国から来たママのこと）	ジェームズ・Ｌ・ブルックス監督のロマコメに主演するという幸運。どちらかというと大根。しかも共演はアダム・サンドラー。ブルックスの大勝負。作品は酷評が優勢で、不発臭が強い。
ローラ・リニー Laura Linney （ルイーズに訪れた恋は…）	亡くなった恋人に似た年下男と恋に落ちる離婚女性をヴィヴィッドに演じていると、高評価獲得。このところ絶好調。『愛についてのキンゼイ・レポート』が本命。票割れの危険もあるか。
ジェナ・マローン Jena Malone （セイブド！）	キリスト教原理主義を取り上げたシニカルなハイスクールコメディに主演。妊娠してしまう少女役で高い評価を得た。まだまだ若く、候補入りするには早過ぎる。公開時期の問題。
レイチェル・マクアダムス Rachel McAdams （きみに読む物語）	サマーシーズンにサプライズヒットを記録した作品のヒロイン。戦争に翻弄される美女をクラシックな物腰で演じ、スター誕生と賞賛される。作品自体は高評価を得られず。公開時期の問題。
アン・リード Anne Reid （The Mother）	イギリスのヴェテラン女優。先行公開されている国々で演技を絶賛され、ロンドン映画批評家協会賞を受賞済み。アメリカ公開は５月。年末までに忘れ去られそう。
ジュリア・ロバーツ Julia Roberts （クローサー）	監督のマイク・ニコルズはこれまで12人の女優を候補に送り込む。突然の休養報道。ノミネートしてあげるから、やる気を出しましょう。ナタリー・ポートマンのBUZZの方が大きい。
エミー・ロッサム Emmy Rossum （オペラ座の怪人）	数多くの若手女優が熱望したという人気ミュージカルのヒロインに大抜擢。トレーラーやサントラの美声に映画ファン驚愕。知名度の問題。『デイ・アフター・トゥモロー』にも出てたよね。
オドレイ・トトゥ Audrey Tautou （ロング・エンゲージメント）	少し前に世界中に「アメリ」旋風を巻き起こした。同じジャン＝ピエール・ジュネ監督作。奇跡再び？今度はドラマ的要素が強い。彼女の魅力はファンタジックな作品でこそ、活きる？
ユマ・サーマン Uma Thurman （キル・ビル Vol.2）	作品にドラマ的要素が盛り込まれ、一作目より好評。今回は２本合わせての評価が期待される。１度目のノミネートは同じ監督の作品。第76回授賞式ワーストドレッサー。ぷぷぷっ。
パス・ヴェガ Paz Vega （スパングリッシュ太陽の国から来たママのこと）	「carmen. カルメン」がスペインで大ヒットし注目の美人女優。メキシコ人女性を演じて、ハリウッドに進出。…とは言っても、今後も活動の拠点はスペインと断言。それじゃあなー。
ケリー・ワシントン Kerry Washington （Ray レイ）	先頃亡くなったばかりのレイ・チャールズの伝記映画に、妻役で登場。耐える妻役は、オスカー受けしやすい。レジーナ・キング、シャロン・ウォーレンとの票割れは必至。
シガーニー・ウィーヴァー Sigourney Weaver （Imaginary Heroes）	もはや彼女を「エイリアン」だけの女優だとみなす者はいない。実力の伴った大女優。なのにオスカー受賞は叶っていない。それでいいのか！優秀な長男の自殺に苦悩する母親役。
リース・ウィザースプーン Reese Witherspoon （悪女）	名子役からハリウッドの未来を担う大スターへ。コスチューム劇は演技力をアピールしやすい。アカデミーは興行力のある大スターに冷たい傾向がある。この若さでパワーを持ち過ぎでは？
レニー・ゼルウィガー Renée Zellweger （ブリジット・ジョーンズの日記きれそうなわたしの12か月）	初めてオスカー候補に挙がったブリジット役に再び増量して挑んだ。「コールドマウンテン」で助演賞を受賞したばかりで勢いあり。が、作品は酷評の嵐。興行的にも失敗。さすがにねぇ。
チャン・ツィイー Ziyi Zhang （LOVERS）	「初恋のきた道」でデビュー後、中国を代表する女優として急成長を遂げる。「グリーン・デスティニー」の成功によりアメリカでも知名度がアップ。映像美が見所。演技的な見せ場は…？

No Chance　チャンスなし
ハル・ベリー Halle Berry （キャットウーマン）	ネーヴ・キャンベル Neve Campbell （When Will I Be Loved）
キルスティン・ダンスト Kirsten Dunst （ウィンブルドン）	ジェニファー・ガーナー Jennifer Garner （13 ラブ 30）
ニコール・キッドマン Nicole Kidman （ドッグヴィル）	ニコール・キッドマン Nicole Kidman （ステップフォード・ワイフ）
ヘレン・ミレン Helen Mirren （二重誘拐）	ジュリアン・ムーア Julianne Moore （フォーガットン）
ブランチャード・ライアン Blanchard Ryan （オープン・ウォーター）	メグ・ライアン Meg Ryan （ファイティング・ガール）
シャーリズ・セロン Charlize Theron （トリコロールに燃えて）	ナオミ・ワッツ Naomi Watts （夫以外の選択肢）
ロビン・ライト Robin Wright （イノセント・ラブ）

Predictions

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