Predictions -Best Actress-

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主演女優賞

受賞予想（02/27）

Final Predictions

ジュディ・デンチ

フェリシティ・
ハフマン

キーラ・ナイトレイ

シャーリズ・セロン

リース・
ウィザースプーン

○

△

◎

OSCAR PLANET Prediction		リース・ウィザースプーン（ウォーク・ザ・ライン君につづく道）
General Prediction		リース・ウィザースプーン（ウォーク・ザ・ライン君につづく道）
My Hope		リース・ウィザースプーン（ウォーク・ザ・ライン君につづく道）

　このところ不作が嘆かれている主演女優賞部門は、それを吹き飛ばす混戦…とは今年もならなかった。候補に挙がった５人中３人は、通常ならばノミネートを受けないだろうという声も挙がっているくらいである。

　受賞がまずないと言っていいのは、ジュディ・デンチ（ヘンダーソン夫人の贈り物）、キーラ・ナイトレイ（プライドと偏見）、シャーリズ・セロン（スタンドアップ）である。特にデンチとセロンの受賞は限りなくゼロに近いと言っていい。デンチはオスカー会員がその演技の安定感から見当たらない有力女優の中から数合わせの意味合いで票を入れられただとか、セロンは「モンスター」でオスカーを受賞したばかりで悪くない印象があったから票を入れられただとか、からかい、或いは嘆きの声が挙がっているくらいだ。ナイトレイはこれが初ノミネートで極めて新鮮であり、作品人気も高いことから、受賞の可能性が全くないというわけでもないだろうが（上位二者で票が割れたとき浮上するという見方もある）、受賞するほどのパワーはないと見るのが賢明な判断だろう。ノミネートされたこと自体がナイトレイの勝利だ。Congratulations! 式を楽しんで下さい。

　今年の主演女優賞レースはフェリシティ・ハフマン（トランスアメリカ）とリース・ウィザースプーン（ウォーク・ザ・ライン君につづく道）の一騎打ちと言われていて、それは疑いようのない事実である。

　ハフマンは性転換手術直前の男性を演じて話題騒然。トライベッカ映画祭で対象作が米初上映されたときからオスカー候補が噂されていたものの、小規模作品ゆえにここまで支持を集めるとは思われていなかった。ところが、作品のバックアップにあのワインスタイン兄弟がついて状況は一変、賞レースシーズンが近づくに連れて徐々にハフマンのオスカー受賞もありえるとの声が高まっていき、いよいよオスカー像は後一歩というところまで来ている。役柄としては「ボーイズ・ドント・クライ」のヒラリー・スワンクの例もあるようにオスカーが評価しやすいタイプのそれだし、実際ハフマンのパフォーマンスはユーモラスで感動的だとの賛辞が飛び交っている。受賞資格は十分と言えよう。

　対するウィザースプーンはジョニー・キャッシュの妻となるジューン・カーターを演じている。こちらは当初から前評判が高かったが、その通り光り輝くこれぞスター女優というきらめきを見せて堂々たるフロントランナーに浮上している。役柄も強力。キャッシュを優しさと厳しさをもって支える女性の役柄は、ハフマン同様オスカー会員の最も好むそれだ。歌を自らこなして、しかも抜群の巧さを見せているところもポイントが高い。やはり受賞資格は十分と言えよう。

　ふたりはゴールデン・グローブ賞を揃って受賞している。ハフマンがドラマ部門、ウィザースプーンがミュージカル／コメディ部門での受賞である。では直接対決となったブロードキャスト映画批評家協会賞とアメリカ映画俳優組合賞はどうかというと、いずれもウィザースプーンの勝利だ。この流れで行くと、やはりウィザースプーン有利と見るのが正解だろう。ハフマンが辛いのは、結局対象作が小品だと言うこと。しかも、作品自体の評価はさほど伸びておらず、昨年のワースト映画に推す声もあるというのが辛い。逆にウィザースプーンはメジャースタジオ作品で、なおかつ興行的も１億ドルを超える大ヒットと、作品のサポートを大いに受けられる。これまでのハリウッドへの貢献を比較しても、ハフマンが「デスパレートな妻たち」しかヒット作がない（しかもTVシリーズ）のに対して、ウィザースプーンは「ハイスクール白書」で高評価を受けたのに続き、「キューティ・ブロンド」シリーズや「メラニーは行く！」を大ヒットに導くという、ハリウッドが今最も信頼している若手女優として大活躍中。その差は雲泥のそれとなっている。

　今年の候補者はスター女優が少ないと言われている（個人的には好みの役者ばかりで、言われるまで気づかなかったが）。そんな中、ウィザースプーンのスター性（と実力）は抜きん出ている。皆が彼女を愛している。受賞はやはりウィザースプーンだろう。

**Prediction Chart**
		％	Final	2/21	2/16	2/11	2/6	2/1
1	リース・ウィザースプーン（ウォーク・ザ・ライン君につづく道）	60	1	1	1	1	1	1	オスカーの顔になる
2	フェリシティ・ハフマン（トランスアメリカ）	35	2	2	2	2	2	2	相手が強過ぎる？
3	キーラ・ナイトレイ（プライドと偏見）	3	3	3	3	3	4	5	Happy to be Nominated
4	ジュディ・デンチ（ヘンダーソン夫人の贈り物）	1	4	4	4	4	3	3
5	シャーリズ・セロン（スタンドアップ）	1	5	5	5	5	5	4

**List of Marks**
ジュディ・デンチ『ヘンダーソン夫人の贈り物』	４度目のノミネート獲得。デイム、貫禄です（＋）	1.0
	彼女はジュディ・デンチである（＋＋）
	対象作の評価はそれほど伸びず、彼女も前哨戦苦戦（－－）
	それでも彼女はジュディ・デンチである（＋＋）
	２度目のオスカーをあげる演技ではない（－－）
	だーかーらー、彼女はジュディ・デンチなんだってば（＋＋）
	今年はリース・ウィザースプーンの年ですから（－－）
フェリシティ・ハフマン『トランスアメリカ』	遅咲きの華、堂々初ノミネーション獲得（＋）	4.0
	性転換手術直前の男性役。オトコにしか見えない！（＋＋）
	今年のキーワードは「同性愛」？？（＋）
	TVシリーズ「デスパレートな妻たち」のリネット役で超人気（＋）
	でも、おかげでTV女優だとみなされるかもしれない（－）
	対象作は小品。会員は観ていないかも（－）
	リース・ウィザースプーンを唯一打ち落とす可能性あり（＋）
キーラ・ナイトレイ『プライドと偏見』	フレッシュ！20歳にして初ノミネート！（＋）	2.0
	対象作は会員が大好きなジェーン・オースティン原作（＋＋）
	そのヒロインを生き生きと演じて世界を魅了（＋＋）
	ノミネートこそ彼女の勝利（－）
	まだまだ新人。小娘なんかにやらないわよ！（－）
	Vanity Fairのヌード、見ちゃったよーん（＋）
	今年はリース・ウィザースプーンの年ですから（－－）
シャーリズ・セロン『スタンドアップ』	一発屋の声を撥ね退けて、２度目の候補（＋）	0.5
	「モンスター」の人と、本当に同一人物ですか？（＋＋）
	セクハラ被害に遭ったことのある女性票を確保（＋＋）
	またオスカーを狙ってきたね（＊）
	でも実はそんなに高い評価を受けた作品ではない（－）
	２度目のオスカーは100年後にあげましょう（－）
	今年はリース・ウィザースプーンの年ですから（－－）
リース・ウィザースプーン『ウォーク・ザ・ライン君につづく道』	大スター、遂に初ノミネーション。Congratulations!!!（＋）	5.0
	前哨戦で圧倒的な強さを発揮（＋＋）
	歌もこなす奮闘で、彼女のための映画との声も…（＋）
	対象作は作品賞ノミネートから外れる（－）
	でもかえって票を集めやすくなった感（＋）
	助演で推されてもおかしくない出演時間（－）
	皆彼女が大好き。そう、今年は彼女の年！（＋＋）

The Five Nominees　ノミネート女優　［I guessed 4/5］
ジュディ・デンチ　Judi Dench
	ヘンダーソン夫人の贈り物（ワインスタイン・カンパニー）
	Oscar Experience 4 noms / 1 win
	Precursors SLFCA
	「Queen Victoria／至上の恋」で認められて以来、４度候補に挙がり１度受賞している常連。会員の合言葉は「彼女の演技はいつも素晴らしい」。70歳を超えてなお、コンスタントに主演作が作られ続けるのも驚異的。本命ではないもの、彼女がいると式の格調アップ？
フェリシティ・ハフマン　Felicity Huffman
	トランスアメリカ（ワインスタイン・カンパニー）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors ISA、GGA、GSA、NBR、SFCA、DWFCA、PFCS、VFCC、AAFCA
	長年脇役で頑張ってきた個性派は、TVシリーズ「デスパレートな妻たち」で子育てにてんてこまいになる主婦を演じて、その演技力を広く知らしめた。トランスジェンダーという役柄の面白さは強力な武器。「女装している男性にしか見えない」とは作品を観た人が必ず口にする言葉。
キーラ・ナイトレイ　Keira Knightley
	プライドと偏見（ユニヴァーサル）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors NYFCO
	ジェーン・オースティン原作の人気小説のヒロインを可憐に演じ、映画ファンだけでなくオスカー会員をも魅了。まだ20歳になったばかりのイギリス出身の若手の初候補は、一際フレッシュ！「ベッカムに恋して」のとき、こんな最速出世を予見できた人はいる？
シャーリズ・セロン　Charlize Theron
	スタンドアップ（ワーナー・ブラザース）
	Oscar Experience 2 noms / 1 win
	Precursors WFCC、HFF
	南アフリカが誇る美貌の女優。オスカーは「モンスター」一度きり、と囁かれたこともあったが、それを笑い飛ばす堂々たるセカンドノミネーション。セクハラに立ち向かう女性役は、同じ経験のある女性票をガッチリ確保？対象作の評価は伸びず、式の華となるのがいちばんの使命。
リース・ウィザースプーン　Reese Witherspoon
	ウォーク・ザ・ライン君につづく道（20世紀フォックス）
	Oscar Experience first nomination!
	Precursors SAG、OBAFA、GGA、GSA、BFCA、NSFC、NYFCC、BSFC、LVFCS、WFCA、SFFCC...
	演技力も集客力も持ち、ハリウッドが最も期待する若手女優が、遂にオスカーレースに初登場。ジューン・カーターを生き生きと演じてホアキン・フェニックス以上に高い評価を獲得。歌の巧さにも観客はビックリ。会員は、ハリウッドは、そしてアメリカは彼女の受賞を望んでいる。

ranking

キャンペーンパワー　05/12/01～06/01/31			前哨戦ポイント　-03/05-
1	リース・ウィザースプーン	910 p	1	リース・ウィザースプーン	169.5 p
2	シャーリズ・セロン	735 p	2	フェリシティ・ハフマン	113.0 p
3	フェリシティ・ハフマン	720 p	3	ジュディ・デンチ	78.5 p
3	キーラ・ナイトレイ	158 p	4	シャーリズ・セロン	77.5 p
5	ジュディ・デンチ	78 p	5	キーラ・ナイトレイ	77.0 p

対象作の興行収入　-02/26-			対象作の評価 rating
1	リース・ウィザースプーン	$117m	1	キーラ・ナイトレイ	80.6 p
2	キーラ・ナイトレイ	$38m	2	リース・ウィザースプーン	75.6 p
3	シャーリズ・セロン	$18m	3	フェリシティ・ハフマン	72.6 p
4	ジュディ・デンチ	$7m	4	シャーリズ・セロン	69.5 p
5	フェリシティ・ハフマン	$4m	5	ジュディ・デンチ	69.1 p

映画俳優活動歴			出演料
1	ジュディ・デンチ	47年	1	リース・ウィザースプーン	$15m ↑
2	フェリシティ・ハフマン	28年	2	シャーリズ・セロン	$10m
3	リース・ウィザースプーン	15年	3	キーラ・ナイトレイ	-
4	キーラ・ナイトレイ	13年	4	ジュディ・デンチ	-
5	シャーリズ・セロン	11年	5	フェリシティ・ハフマン	-

ノミネート予想（01/25）

Final Prediction

　BIG6がデッドヒートを繰り広げた第75回を最後に不作が嘆かれている主演女優部門は、今年も同様に強力コンテンダーが少なく寂しい状況。
　そんな中、ひとり際立った輝きを見せているのが『ウォーク・ザ・ライン君につづく道』のリース・ウィザースプーンである。対象作はジョニー・キャッシュ役のホアキン・フェニックスを中心した物語で、彼女は助演と言ってもおかしくない役柄とのことだが、その「ウィザースプーンのための映画」との声が挙がるほどで、もはやオスカー像に手が届きそうなところまで来ている。ノミネート落ちはあり得ない。
　ウィザースプーンを打ち落とす可能性があると言われている『トランスアメリカ』のフェリシティ・ハフマンも候補入りは問題ないだろう。「デスパレートな妻たち」の印象が強くテレビ女優とみなされる危険も指摘されているが、今の勢いは「恋愛小説家」のヘレン・ハントを彷彿させる。
　他にゴールデン・グローブ賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、アメリカ映画俳優組合賞の全てでノミネートを受けたのは、『ヘンダーソン夫人の贈り物』のジュディ・デンチと『スタンドアップ』のシャーリズ・セロン。どちらもノミネート当確と世間で言われているが、果たして本当にそうだろうか。どちらも新味に欠け、安泰とは言えないだろう。ただ、オスカー会員の寵愛を受けているデンチは、彼女が彼女であるだけでノミネートの可能性はグッと上がる。
　新顔である『プライドと偏見』のキーラ・ナイトレイ、『SAYURI』のチャン・ツィイーのポテンシャルを侮ってはいけないように思える。ナイトレイのフレッシュな魅力とチャンの異国情緒がデンチやセロンを脅かすことになるだろう。この若手女優がふたりとも候補入りする可能性は低いかもしれないが、どちらか一方が入る確率はかなり高いと見ていい。
　ダークホースは『ママが泣いた日』のジョアン・アレン。既に３度のオスカー候補経験のある、文句なしの実力派。ロマンティック・コメディという対象作のジャンルは気にかかるものの、FINAL5に食い込む可能性は決して低くないはず。
　その他『Shopgirl 恋の商品価値』のクレア・デインズ、『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』のグウィネス・パルトロウ、『キング・コング』のナオミ・ワッツらも有力視されているが、BUZZは急速に下降していて、可能性は極めて低い。『イカとクジラ』のローラ・リニーは助演でなければアウトのはず。

General Prediction	OSCAR PLANET Prediction
ジュディ・デンチ（ヘンダーソン夫人の贈り物）	Shaky	ジョアン・アレン（ママが泣いた日）
フェリシティ・ハフマン（トランスアメリカ）	Likely	ジュディ・デンチ（ヘンダーソン夫人の贈り物）
シャーリズ・セロン（スタンドアップ）	Lock	フェリシティ・ハフマン（トランスアメリカ）
リース・ウィザースプーン（ウォーク・ザ・ライン君につづく道）	Shaky	キーラ・ナイトレイ（プライドと偏見）
チャン・ツィイー（SAYURI）	Lock	リース・ウィザースプーン（ウォーク・ザ・ライン君につづく道）
The Runner-up		The Runner-up
キーラ・ナイトレイ（プライドと偏見）	Shaky	シャーリズ・セロン（スタンドアップ）

The Five Frontrunners　フロントランナー（５名）　（01/25）
Lock
フェリシティ・ハフマン Felicity Huffman （トランスアメリカ） Winner: ISA、GGA、GSA、NBR、SFCA、DWFCA、PFCS、VFCC、AAFCA	女性への性転換を決意する男性役を怪演、トライベッカ映画祭女優賞を受賞。TVシリーズ「デスパレートな妻たち」は社会現象に。 ~~Weak Point~~ そのリネット役での印象があまりにも強烈でTVスターだとみなされる危険も指摘されているが、受賞の可能性もある今となっては戯言。ダンナはウィリアム・Ｈ・メイシーって知ってました？
リース・ウィザースプーン Reese Witherspoon （ウォーク・ザ・ライン君につづく道） Winner: SAG、OBAFA、GGA、GSA、BFCA、NSFC、NYFCC、BSFC、LVFCS、WFCA、SFFCC、UFCS、FFCC、KCFCC、OFCS、OFTA	人気と実力を兼ね備えているスター。ジョニー・キャッシュに愛される女性をリリカルに演じて、全米熱狂。自ら歌もこなした。大本命。 ~~Weak Point~~ 助演で推されてもおかしくないと言われる役柄ながら、他候補に大きく差をつける輝きと専らの評判、賞レース快走。彼女が受賞すれば一気に式が盛り上がりそう。ダンナも連れてきてね。
Likely
ジュディ・デンチ Judi Dench （ヘンダーソン夫人の贈り物） Winner: SLFCA	会員の大のお気に入り。一度候補に入ってからは、５年間で４度候補に挙がったほど。今回も当然名演。観る前から分かっちゃう。 Weak Point 作品の評価は期待されたほどは伸びず。前哨戦でもイマイチの結果に落ち着いている。これまでのトロフィーで家が潰れそう。もう賞なんて欲しくないわ。候補に挙がっても受賞はまずナシ。
Shaky
ジョアン・アレン Joan Allen （ママが泣いた日） Winner: CFCA、SDFCS、IFCA	夫が失踪、娘４人と共に残された妻役で絶賛。３度候補経験。上半期作品から選ばれるとしたら彼女。会員のお気に入り。 Weak Point 上半期公開ゆえか、好評を得ながら重要賞でノミネーションを逃がしている。ロマンティック・コメディというジャンルにも足を引っ張られそう。お直しして、お肌はツルツルなのよ！
キーラ・ナイトレイ Keira Knightley （プライドと偏見） Winner: NYFCO	「高慢と偏見」の再映画化でエリザベスを演じる。その生き生きとした表情で、世界中を虜にしている。公開時期が最高。世界的成功。 Weak Point 「ベッカムに恋して」以後、最速スピードでオファー殺到の売れっ子女優に成長。イギリス女優という点はどう影響する？『ドミノ』は大失敗。あれ、君、ナタリー・ポートマンじゃないの？

ノミネーション予想これまでの流れ 2005　（Changes in Red）
01/25
キーラ・ナイトレイ	フェリシティ・ハフマン	ジュディ・デンチ	リース・ウィザースプーン*	ジョアン・アレン
The Leader：リース・ウィザースプーン
01/01
キーラ・ナイトレイ	フェリシティ・ハフマン	ローラ・リニー	リース・ウィザースプーン*	ナオミ・ワッツ
12/01
キーラ・ナイトレイ	フェリシティ・ハフマン	ジュディ・デンチ	リース・ウィザースプーン*	チャン・ツィイー
11/01
キーラ・ナイトレイ	ジョアン・アレン	ジュディ・デンチ	リース・ウィザースプーン*	ダイアン・キートン
10/01
キーラ・ナイトレイ	ジュリアン・ムーア	ジュディ・デンチ	リース・ウィザースプーン*	シャーリズ・セロン
09/01
フェリシティ・ハフマン	ジュリアン・ムーア	ジュディ・デンチ*	リース・ウィザースプーン	シャーリズ・セロン
08/01
フェリシティ・ハフマン	キルスティン・ダンスト	ジュディ・デンチ*	リース・ウィザースプーン	シャーリズ・セロン
07/01
フェリシティ・ハフマン*	キルスティン・ダンスト	キャメロン・ディアス	リース・ウィザースプーン	シャーリズ・セロン
06/01
ジョアン・アレン	キルスティン・ダンスト	キャメロン・ディアス	リース・ウィザースプーン*	シャーリズ・セロン
05/01
ジョアン・アレン	キルスティン・ダンスト	キャメロン・ディアス	リース・ウィザースプーン*	チャン・ツィイー
04/01
ジョアン・アレン	アネット・ベニング	キャメロン・ディアス	リース・ウィザースプーン*	チャン・ツィイー

The Other Contenders　その他の有力候補　（01/25）
Very Possible
シャーリズ・セロン Charlize Theron （スタンドアップ）	セクハラ裁判を起こす労働者階級の女性役。対象作は「エリン・ブロコビッチ」的ストーリーと評判だが、男性会員票は厳しい？興行的な成功は収められず。Winner: WFCC、HFF
チャン・ツィイー Ziyi Zhang （SAYURI）	出演作が次々と高評価獲得。遂に登場したハリウッドが認めたアジア女優。日本人芸者を英語で演じるという挑戦に賛否は割れた。それでも物珍しさを求める会員票は確保。
Possible
クレア・デインズ Claire Danes （Shopgirl 恋の商品価値）	「ロミオ＆ジュリエット」で人気爆発。しばらく学業に専念していたが「ターミネーター３」で復帰。中年紳士と売れないミュージシャンの間で揺れる女性役。エレガントだと大好評。
ローラ・リニー Laura Linney （イカとクジラ）	オスカー会員のお気に入り。「愛についてのキンゼイ・レポート」の余韻もプラス材料。対象作はアンサンブル劇で、リードしているのは夫役のジェフ・ダニエルス。Winner: GSA、TFCA
グウィネス・パルトロウ Gwyneth Paltrow （プルーフ・オブ・マイ・ライフ）	大絶賛された主演舞台の映画化作品。手掛けるのは彼女にオスカーをもたらしたジョン・マッデン。受賞後はイマイチ冴えないキャリア。そろそろ再評価されたいケロケロ。
ナオミ・ワッツ Naomi Watts （キング・コング）	話題作のSoulと言うべき役柄。言葉の少ないコングとの掛け合いに滲む情感にノックアウト？でも結局「コングの恋人」。Box Office撃沈で、客が呼べないとの声。Winner: LFCC、ICS
Longshot
トニ・コレット Toni Collette （イン・ハー・シューズ）	キャメロン・ディアスの対称的な姉役。体重を大幅に増量して役に挑んだ。オスカーは体型変化が大好き。実力ある脇役女優として存在感を発揮している。主演で推されてチャンス激減。
ロザリオ・ドーソン Rosario Dawson （レント）	大作から小品までフットワーク軽く動いて築いたキャリア。ミュージカル映画のヒロインは毎回注目を集める。麻薬中毒者役。舞台には出ていなかった。作品評価は伸びず。Winner: GSA
キャメロン・ディアス Cameron Diaz （イン・ハー・シューズ）	モデル出身という偏見も何のその、アッという間に大スターへ。パーティガール役なんて地でイケます？評価は良かったが、姉役のトニ・コレットほど伸びず。興行的には惨敗。
ヴェラ・ファーミガ Vera Farmiga （Down to the Bone）	密かに麻薬を楽しみながら子育てにも奮闘する女性を描いたドラマに主演。このところ急に露出が増え、次回作はマーティン・スコセッシ作品。ヨーロッパ的な美貌の輝き！Winner: LAFCA
クオリアンカ・キルヒャー Q'Orianka Kilcher （ニュー・ワールド）	1990年ドイツ生まれ。「グリンチ」で映画デビューし、テレンス・マリック監督作品に抜擢される幸運。名前はインカ語で「イヌワシ」の意味だとか。主演で推されるほど重要な役柄。
ラダ・ミッチェル Radha Mitchell （メリンダとメリンダ）	「ハイ・アート」「ネバーランド」を経て、遂に主演作を撮る。しかも監督はあのウッディ・アレン。アレン作品の女優はオスカー候補に挙がりやすい。公開は３月。しかも限定公開。チッ。
ジュリアン・ムーア Julianne Moore （The Prize Winner of Defiance, Ohio）	実在した10人の子どもを抱えるシングルマザーを演じて好評。が、作品の評価は期待されたほど伸びず、興行的にも不発。最近1950年代が舞台の作品が目立つ。また同じ時代かよ！
サラ・ジェシカ・パーカー Sarah Jessica Parker （幸せのポートレート）	平穏だったストーン一家を動揺させる役柄で登場。「SEX AND THE CITY」により、今や人気トップクラス。元々コメディエンヌとして高評価を得ていた人。助演で推した方が良かったのに…。
ナターシャ・リチャードソン Natasha Richardson （上海の伯爵夫人）	ジェームズ・アイヴォリーの文芸作で、盲目の米人と出会うロシアからの亡命伯爵夫人を演じる。ヴァネッサ・レッドグレーヴの娘であり、リーアム・ニーソンの妻。濃い！演技も濃くお願いします。
エミリー・ワトソン Emily Watson （Separate Lives）	第三者の介入により結婚生活が複雑になるカップルを描くドラマのヒロイン。憑依演技がお得意。破滅型の役を演じると輝く？トム・ウィルキンソン、ルパート・エヴェレット共演。小規模。
レニー・ゼルウィガー Renée Zellweger （シンデレラマン）	３年連続オスカー候補の快挙を成し遂げ（内１度受賞）、今や本人も大女優の振る舞い。この部門は主人公の妻役に甘い。興行的に失敗。主演で推すのは無理があり過ぎるのでは？
Goow Review, but not Oscar-Type
ダコタ・ファニング Dakota Fanning （夢駆ける馬ドリーマー）	今少女が主役の映画が作られるときオファーは全て彼女へ。負傷した馬と共にレースの優勝を目指す女の子役。演技プランを頭の中で組み立てる術を取得。まずまずの評価。
ティルダ・スウィントン Tilda Swinton （ナルニア国物語第１章：ライオンと魔女）	「指輪物語」と並ぶファンタジーに白い魔女役で出演。デレク・ジャーマン作品で頭角を現し、彼女にしかできない役柄で独自の地位を確立。「ディープ・エンド」でまさかの候補落ち。

No Chance　チャンスなし　（01/01）
ジェニファー・アニストン Jennifer Aniston （迷い婚－すべての迷える女性たちへ－）	ジュリエット・ビノシュ Juliette Binoche （イン・マイ・カントリー）
ジュリエット・ビノシュ Juliette Binoche （綴り字のシーズン）	ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly （ダーク・ウォーター）
ジュディ・デイヴィス Judy Davis （Swimming Upstream）	ジョディ・フォスター Jodie Foster （フライトプラン）
ケイト・ハドソン Kate Hudson （スケルトン・キー）	ニコール・キッドマン Nicole Kidman （ザ・インタープリター）
リサ・クドロー Lisa Kudrow （ハッピー・エンディング）	ダイアン・レイン Diane Lane （理想の恋人.com）
ローラ・リニー Laura Linney （エミリー・ローズ）	ジェニファー・ロペス Jennifer Lopez （アンフィニッシュ・ライフ）
エヴァ・メンデス Eva Mendes （最後の恋のはじめ方）	シエナ・ミラー Sienna Miller （カサノバ）
エミリー・モーティマー Emily Mortimer （Dear フランキー）	コニー・ニールセン Connie Nielsen （ブラザーズ）
メリル・ストリープ Meryl Streep （Prime）	ユマ・サーマン Uma Thurman （Prime）
リース・ウィザースプーン Reese Witherspoon （恋人はゴースト）

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