Headline ニュース
| アカデミー賞に関するニュースを紹介するコーナーです。 |
| last update: February 27, 2012 |
| ■第84回アカデミー賞発表 （2012.02.27） |
| ２月26日、第84回アカデミー賞授賞式がハリウッド＆ハイランド・センターで開かれ、多数の映画人が出席、各部門の受賞者が発表されました。結果は次の通りです。 ◆作品賞：アーティスト ◆監督賞：ミシェル・アザナヴィシウス（アーティスト） ◆主演男優賞：ジャン・デュジャルダン（アーティスト） ◆主演女優賞：メリル・ストリープ（マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙） ◆助演男優賞：クリストファー・プラマー（人生はビギナーズ） ◆助演女優賞：オクタヴィア・スペンサー（ヘルプ 心がつなぐストーリー） ◆脚本賞：ミッドナイト・イン・パリ ◆脚色賞：ファミリー・ツリー ◆撮影賞：ヒューゴの不思議な発明 ◆編集賞：ドラゴン・タトゥーの女 ◆美術賞：ヒューゴの不思議な発明 ◆衣装デザイン賞：アーティスト ◆メイキャップ賞：マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 ◆視覚効果賞：ヒューゴの不思議な発明 ◆録音賞：ヒューゴの不思議な発明 ◆音響効果賞：ヒューゴの不思議な発明 ◆作曲賞：アーティスト ◆主題歌賞：「Man or Muppet」（ザ・マペッツ） ◆アニメーション映画賞：ランゴ ◆外国語映画賞：別離（イラン） ◆ドキュメンタリー映画賞（長編）：アンディフィーテッド 栄光の勝利 ◆ドキュメンタリー映画賞（短編）：Saving Face ◆短編映画賞（実写）：The Shore ◆短編映画賞（アニメーション）：The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore |
| ■第84回アカデミー賞ノミネーション発表 （2012.01.24） |
| 映画芸術科学アカデミーは１月24日、第84回アカデミー賞のノミネーションを発表しました。ジェニファー・ローレンスとトム・シェラックにより伝えられたノミネーションは次の通りです。 ◆作品賞 アーティスト ファミリー・ツリー ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ヘルプ 心がつなぐストーリー ヒューゴの不思議な発明 ミッドナイト・イン・パリ マネーボール ツリー・オブ・ライフ 戦火の馬 ◆監督賞 ウッディ・アレン（ミッドナイト・イン・パリ） ミシェル・アザナヴィシウス（アーティスト） テレンス・マリック（ツリー・オブ・ライフ） アレクサンダー・ペイン（ファミリー・ツリー） マーティン・スコセッシ（ヒューゴの不思議な発明） ◆主演男優賞 デミアン・ビチル（明日を継ぐために） ジョージ・クルーニー（ファミリー・ツリー） ジャン・デュジャルダン（アーティスト） ゲイリー・オールドマン（裏切りのサーカス） ブラッド・ピット（マネーボール） ◆主演女優賞 グレン・クローズ（アルバート氏の人生） ヴィオラ・デイヴィス（ヘルプ 心がつなぐストーリー） ルーニー・マーラ（ドラゴン・タトゥーの女） メリル・ストリープ（マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙） ミシェル・ウィリアムス（マリリン ７日間の恋） ◆助演男優賞 ケネス・ブラナー（マリリン ７日間の恋） ジョナ・ヒル（マネーボール） ニック・ノルティ（ウォーリアー） クリストファー・プラマー（人生はビギナーズ） マックス・フォン・シドー（ものすごくうるさくて、ありえないほど近い） ◆助演女優賞 ベレニス・ベジョ（アーティスト） ジェシカ・チャステイン（ヘルプ 心がつなぐストーリー） メリッサ・マッカーシー（ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン） ジャネット・マクティア（アルバート氏の人生） オクタヴィア・スペンサー（ヘルプ 心がつなぐストーリー） ◆脚本賞 アーティスト ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン マージン・コール ミッドナイト・イン・パリ 別離 ◆脚色賞 ファミリー・ツリー ヒューゴの不思議な発明 スーパー・チューズデー 正義を売った日 マネーボール 裏切りのサーカス ◆撮影賞 アーティスト ドラゴン・タトゥーの女 ヒューゴの不思議な発明 ツリー・オブ・ライフ 戦火の馬 ◆編集賞 アーティスト ファミリー・ツリー ドラゴン・タトゥーの女 ヒューゴの不思議な発明 マネーボール ◆美術賞 アーティスト ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 ヒューゴの不思議な発明 ミッドナイト・イン・パリ 戦火の馬 ◆衣装デザイン賞 もうひとりのシェイクスピア アーティスト ヒューゴの不思議な発明 ジェーン・エア ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 ◆メイキャップ賞 アルバート氏の人生 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 ◆視覚効果賞 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 ヒューゴの不思議な発明 リアル・スティール 猿の惑星：創世記（ジェネシス） トランスフォーマー ダークサイド・ムーン ◆録音賞 ドラゴン・タトゥーの女 ヒューゴの不思議な発明 マネーボール トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 戦火の馬 ◆音響効果賞 ドライヴ ドラゴン・タトゥーの女 ヒューゴの不思議な発明 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 戦火の馬 ◆作曲賞 タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 アーティスト ヒューゴの不思議な発明 裏切りのサーカス 戦火の馬 ◆主題歌賞 「Man or Muppet」（ザ・マペッツ） 「Real in Rio」（ブルー 初めての空へ） ◆アニメーション映画賞 パリ猫ディノの夜 チコとリタ カンフー・パンダ２ 長ぐつをはいたネコ ランゴ ◆外国語映画賞 闇を生きる男（ベルギー） フットノート（イスラエル） ソハの地下水道（ポーランド） ぼくたちのムッシュ・ラザール（カナダ） 別離（イラン） ◆ドキュメンタリー映画賞（長編） Hell and Back Again もしもぼくらが木を失ったら Paradise Lost 3: Purgatory Pina／ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち アンディフィーテッド 栄光の勝利 ◆ドキュメンタリー映画賞（短編） The Barber of Birmingham: Foot Soldier of the Civil Rights Movement God Is the Bigger Elvis Incident in New Baghdad Saving Face 津波そして桜 ◆短編映画賞（実写） Pentecost Raju The Shore Time Freak Tuba Atlantic ◆短編映画賞（アニメーション） Dimanche/Sunday The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore 月と少年 A Morning Stroll Wild Life ＞関連サイト…The Academy Awards |
| ■外国語映画賞最終選考に進んだ９作品発表 （2012.01.19） |
| 映画芸術科学アカデミーは１月18日、第84回アカデミー賞外国語賞部門の最終選考に進んだ９作品を発表しました。１月20日〜22日に作品の上映と審査会が開かれ、さらにこの中からノミネート５作品が決定されます。最終選考に進んだ９作品は次の通りです。 ベルギー：闇を生きる男 カナダ：ぼくたちのムッシュ・ラザール デンマーク：Superclásico ドイツ：Pina／ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち イラン：別離 イスラエル：フットノート モロッコ：Omar Killed Me ポーランド：ソハの地下水道 台湾：セディック・バレ |
| ■ダグラス・トランブルがゴードン・Ｅ・ソーヤー賞受賞へ （2012.01.12） |
| 映画芸術科学アカデミーは１月11日、第84回アカデミー賞ゴードン・Ｅ・ソーヤー賞をフィルムメイカーのダグラス・トランブルに授与することを発表しました。同賞は技術的な貢献を通じて映画業界に功績を残した個人を称えるものです。トランブルは長年に渡りデザイナー、監督、発明家、起業家として活動し、映画業界への技術的な貢献・リーダーシップが認められました。 |
| ■メイキャップ賞エントリー７作品発表 （2012.01.10） |
| 映画芸術科学アカデミーは１月９日、第84回アカデミー賞メイキャップ賞部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは７作品です。１月21日に各作品の10分のクリップを上映する審査会が開かれ、さらにこの中からノミネート３作品が決定されます。エントリー７作品は次の通りです。 アルバート氏の人生 もうひとりのシェイクスピア アーティスト ゲンスブールと女たち ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 ヒューゴの不思議な発明 マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 |
| ■ノミネーション発表俳優がジェニファー・ローレンスに決定 （2012.01.10） |
| 映画芸術科学アカデミーは１月９日、24日の第84回アカデミー賞ノミネーション発表を、ジェニファー・ローレンスが務めることを発表しました。ローレンスは同団体の会長トム・シェラックと共に、24日午前５時30分から候補者を発信することになります。ローレンスは「ウィンターズ・ボーン」（10年）により主演女優賞ノミネート経験があります。 |
| ■視覚効果賞エントリー10作品発表 （2012.01.05） |
| 映画芸術科学アカデミーは１月４日、第84回アカデミー賞視覚効果賞部門エントリー作品を発表しました。第二次審査を通過し、エントリーが認められたのは10作品です。2012年１月19日に各作品の10分のクリップを上映する審査会が開かれ、さらにこの中からノミネート５作品が決定されます。エントリー10作品は次の通りです。 キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 ヒューゴの不思議な発明 ミッション：インポッシブル ゴースト・プロトコル パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉 リアル・スティール 猿の惑星：創世記（ジェネシス） トランスフォーマー ダークサイド・ムーン ツリー・オブ・ライフ X-MEN：ファースト・ジェネレーション |
| ■第84回アカデミー賞オフィシャルポスター公開 （2011.12.29） |
| 映画芸術科学アカデミーは12月28日、第84回アカデミー賞オフィシャルポスターを発表しました。ポスターはそびえ立つオスカー像の横に、歴代オスカー受賞８作品のカットが浮かんだデザインになっています。また、キャンペーンスローガンとしてポスター上部に「LIFE.
CAMERA. ACTION.」、下部に「Celebrate the movies in all of us」と書かれてあります。 ＞関連画像…The Official Poster of the 84th Annual Academy Awards |
| ■265作品が第84回アカデミー賞作品賞考慮資格獲得 （2011.12.20） |
| 映画芸術科学アカデミーは12月19日、第84回アカデミー賞作品賞が265作品の中から選ばれることを発表しました。12月27日に会員に向けて郵送される予定の投票用紙には265の資格獲得映画が記載されています。資格を得る条件は、2011年の１月から12月の間にロサンゼルス地区で１週間以上一般公開（有料。そして初めての上映であること）された40分以上の長編作品（35ミリ、70ミリ・フィルムを使っていること）、となっています。 |
| ■主題歌賞エントリー39作品発表 （2011.12.20） |
| 映画芸術科学アカデミーは12月19日、第84回アカデミー賞主題歌賞部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは39作品です。2012年１月５日、ロサンゼルスで各作品のクリップを上映する審査会が開かれます。また、審査会に出席できない会員のため関連DVDを郵送、それにより投票が可能になっています。この中からノミネート作品が決定されます。エントリー39作品は次の通りです。 「The Backson Song」（くまのプーさん） 「Bridge of Light」（ハッピー フィート２／踊るペンギンレスキュー隊） 「Coeur Volant」（ヒューゴの不思議な発明） 「Collision of Worlds」（カーズ２） 「Dakkanaga Dugu Dugu」（DAM999） 「DAM999 Theme Song」（DAM999） 「Gathering Stories」（幸せへのキセキ） 「The Greatest Song I Ever Heard」（POM Wonderful Presents The Greatest Movie Ever Sold） 「Hell and Back」（Hell and Back Again） 「Hello Hello」（Gnomeo & Juliet） 「Hot Wings」（ブルー 初めての空へ） 「Imaginary Friends」（Olive） 「It's How We Play」（ケイト・レディが完璧（パーフェクト）な理由（ワケ）） 「Ja Nao Estar」（José and Pilar） 「Keep On Walking」（おじいさんと草原の小学校） 「The Keeper」（マシンガン・プリーチャー） 「Lay Your Head Down」（アルバート氏の人生） 「Let Me Take You to Rio」（ブルー 初めての空へ） 「Life's a Happy Song」（ザ・マペッツ） 「The Living Proof」（ヘルプ 心がつなぐストーリー） 「Love Builds a Garden」（Gnomeo & Juliet） 「Man or Muppet」（ザ・マペッツ） 「The Mighty Sven」（ハッピー フィート２／踊るペンギンレスキュー隊） 「Mujhe Chod Ke」（DAM999） 「Never Be Daunted」（ハッピーサンキューモアプリーズ） 「Pictures in My Head」（ザ・マペッツ） 「Pop」（White Irish Drinkers） 「Rainbird」（カリフォルニア・ガール 禁じられた10代） 「Real in Rio」（ブルー 初めての空へ） 「Shelter」（テイク・シェルター） 「So Long」（くまのプーさん） 「Sparkling Day」（ワン・デイ 23年のラブストーリー） 「Star Spangled Man」（キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー） 「Summer Song」（The Music Never Stopped） 「Taking You with Me」（我が家のおバカで愛しいアニキ） 「Think You Can Wait」（WIN WIN／ダメ男とダメ少年の最高の日々） 「When the Heart Dies」（最愛の大地） 「Where the River Goes」（フットルース 夢に向かって） 「The World I Knew」（African Cats） |
| ■短編映画賞（実写）第一次審査通過10作品発表 （2011.12.15） |
| 映画芸術科学アカデミーは12月14日、第84回アカデミー賞短編映画賞（実写）部門第一次審査を通過した作品を発表しました。第二次審査に進むのは10作品で、短編分科会のメンバーにより107の出品作の中から選ばれました。2011年１月、各作品のスクリーニングが開かれ、その中からノミネート３〜５作品が決定されます。第一次審査を通過した10作品は次の通りです。 Je Pourrais Être Votre Grand-Mère (I Could Be Your Grandmother) Love at First Sight Pentecost Raju The Road Home The Roar of the Sea Sailcloth The Shore Time Freak Tuba Atlantic |
| ■視覚効果賞第一次審査通過15作品発表 （2011.12.10） |
| 映画芸術科学アカデミーは12月９日、第84回アカデミー賞視覚効果賞部門第一次審査を通過した作品を発表しました。第二次審査に進むのは15作品です。2011年１月初旬、この中から次の審査に進む10作品が選ばれ、さらに2011年１月19日、各作品の10分のクリップを上映する審査会が開かれ、その中からノミネート５作品が決定されます。第一次審査を通過した15作品は次の通りです。 キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー カウボーイ＆エイリアン ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 ヒューゴの不思議な発明 ミッション：インポッシブル ゴースト・プロトコル パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉 リアル・スティール 猿の惑星：創世記（ジェネシス） シャーロック・ホームズ／シャドウ ゲーム エンジェル ウォーズ SUPER 8／スーパーエイト マイティ・ソー トランスフォーマー ダークサイド・ムーン ツリー・オブ・ライフ X-MEN：ファースト・ジェネレーション |
| ■短編映画賞（アニメーション）第一次審査通過10作品発表 （2011.12.02） |
| 映画芸術科学アカデミーは12月１日、第84回アカデミー賞短編映画賞（アニメーション）部門第一次審査を通過した作品を発表しました。第二次審査に進むのは10作品で、短編分科会のメンバーにより44の出品作の中から選ばれました。2012年１月、各作品のスクリーニングが開かれ、その中からノミネート３〜５作品が決定されます。第一次審査を通過した10作品は次の通りです。 Dimanche/Sunday The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore I Tawt I Taw a Puddy Tat 月と少年 Luminaris Magic Piano A Morning Stroll Paths of Hate Specky Four-Eyes Wild Life |
| ■ドキュメンタリー映画賞（長編）エントリー15作品発表 （2011.11.19） |
| 映画芸術科学アカデミーは11月18日、第84回アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞（長編）部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは15作品で、124作品の中からドキュメンタリー分科会のメンバーにより選ばれました。さらにこの中から、ノミネート５作品が決定されます。エントリー15作品は次の通りです。 Battle for Brooklyn ビル・カニンガム＆ニューヨーク Buck Hell and Back Again もしもぼくらが木を失ったら Jane's Journey The Loving Story Paradise Lost 3: Purgatory Pina／ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち プロジェクト・ニム Semper Fi: Always Faithful Sing Your Song アンディフィーテッド 栄光の勝利 Under Fire: Journalists in Combat あの頃、僕らは−いま語られるエイズの記憶 |
| ■エディ・マーフィに代わる第84回アカデミー賞授賞式ホストがビリー・クリスタルに決定 （2011.11.11） |
| 映画芸術科学アカデミーは11月10日、降板したエディ・マーフィに代わり、第84回アカデミー賞授賞式のホストをビリー・クリスタルが務めることを発表しました。クリスタルはTVのコメディプログラム「サタデー・ナイト・ライブ」でブレイク、「恋人たちの予感」（89年）「シティ・スリッカーズ」（91年）等で知られる人気男優です。アカデミー賞授賞式のホストとしても知られていて、これまでに８度担当。毎度好評を博し、再度の登板を期待する声が止むことはありませんでした。クリスタルがホストを務めるのは2004年以来、９度目になります。クリスタルは「私のキャリアのハイライトはオスカーのステージ上でありました。そこに戻ることができるなんて、興奮しています」とコメントしています。 授賞式は2012年２月26日（日）、ハリウッドのコダックシアターにて開催される予定 です。 |
| ■ブレット・ラトナーに代わる第84回アカデミー賞授賞式プロデューサーがブライアン・グレイザーに決定 （2011.11.10） |
| 映画芸術科学アカデミーは11月９日、辞任したブレット・ラトナーに代わり、第84回アカデミー賞授賞式のテレビ放送のプロデュースをブライアン・グレイザーが務めることを発表しました。グレイザーは初めてのアカデミー賞授賞式のプロデュースになります。 グレイザーはヒット作や良質作を次々に送り出しているハリウッドを代表するプロデューサーです。ロン・ハワード監督とのコンビはよく知られるところで、そのハワードと組んだ「アポロ13」（95年）「ビューティフル・マインド」（01年）「フロスト×ニクソン」（08年）ではプロデューサーとして作品賞候補に挙がり、この内「ビューティフル・マインド」では受賞もしています。「スプラッシュ」（84年）により脚本賞候補に挙がったこともあります。今年はクリント・イーストウッド監督作『Ｊ・エドガー』（11年）が話題を呼んでいます。 第84回アカデミー賞授賞式のプロデュースはハワードの他、ドン・ミッシャーも務めることになっています。 授賞式は2012年２月26日（日）、ハリウッドのコダックシアターにて開催される予定です。 |
| ■エディ・マーフィが第84回アカデミー賞授賞式ホストを降板 （2011.11.10） |
| 映画芸術科学アカデミーは11月９日、第84回アカデミー賞授賞式ホストに決まっていたエディ・マーフィの降板を発表しました。マーフィは『ペントハウス』で組んだブレット・ラトナーの強力な推薦によりホストに抜擢されたと言われていましたが、ラトナーのプロデューサー辞任に続く形で降板となりました。マーフィはアカデミーのプロデューサー変更の決定を理解するとし、「新しい製作チーム、ホストが素晴らしい仕事をすることを確信しています」と声明を発表しています。マーフィの後任は未定です。 |
| ■ブレット・ラトナーが第84回アカデミー賞授賞式プロデューサーを辞任 （2011.11.09） |
| 映画芸術科学アカデミーは11月８日、第84回アカデミー賞授賞式プロデューサーに決まっていたブレット・ラトナーの辞任を発表しました。ラトナーは最新作『ペントハウス』のプロモーションの場で、「fag」という男性の同性愛者を蔑視する言葉を使ったことが問題視されていました。また、TV出演した際に自身の性生活を赤裸々に告白したことに対しての批判も高まっていました。アカデミーは特に「fag」という言葉の使用を問題視したと見られます。アカデミーの会長を務めるトム・シェラックは「ブレットは良い人間です。しかし、彼のコメントは受け入れられるものではありません」と声明を発表しています。ラトナーの後任は未定です。 |
| ■アニメーション映画賞エントリー18作品発表。５作品がノミネートへ （2011.11.05） |
| 映画芸術科学アカデミーは11月４日、第84回アカデミー賞アニメーション映画賞部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは18作品で、16作品以上であることから、ノミネートを受けるのは５作品になります。エントリー18作品は次の通りです。 タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 Alois Nebel アルビン３ シマリスたちの大冒険 アーサー・クリスマスの大冒険 カーズ２ パリ猫ディノの夜 チコとリタ Gnomeo & Juliet ハッピー フィート２ 踊るペンギンレスキュー隊 リトル・レッド２ ヘンゼルとグレーテル誘拐事件!? カンフー・パンダ２ 少年マイロの火星冒険記 3D 長ぐつをはいたネコ ランゴ ブルー 初めての空へ スマーフ くまのプーさん しわ |
| ■外国語映画賞に63カ国がエントリー （2011.10.14） |
| 映画芸術科学アカデミーは10月13日、第84回アカデミー賞外国語映画賞部門エントリー作品を発表しました。アカデミーは６月に世界各国に対し同部門への出品を依頼しましたが、そのうち63カ国の作品がエントリーしました。ニュージーランドは初エントリーになります。外国語映画賞は、外国語映画賞専門委員会内でスクリーニングが行われ、そこでの投票により候補作品が５本決定されます。出品作は以下の通りです。 アルバニア：Amnesty アルゼンチン：Aballay オーストリア：Breathing ベルギー：闇を生きる男 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ：Belvedere ブラジル：エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE ブルガリア：Tilt カナダ：ぼくたちのムッシュ・ラザール チリ：Violeta Went to Heaven 中国：The Flowers of War コロンビア：The Colors of the Mountain クロアチア：72 Days キューバ：Habanastation チェコ：Alois Nebel デンマーク：Superclásico ドミニカ：Love Child エジプト：Lust エストニア：Letters to Angel フィンランド：ル・アーヴルの靴みがき フランス：わたしたちの宣戦布告 グルジア：Chantrapas ドイツ：Pina／ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち ギリシャ：Attenberg 香港：桃さんのしあわせ ハンガリー：ニーチェの馬 アイスランド：Volcano インド：Abu, Son of Adam インドネシア：Under the Protection of Ka'Bah イラン：別離 アイルランド：As If I Am Not There イスラエル：フットノート イタリア：大陸 日本：一枚のハガキ カザフスタン：Returning to the 'A' レバノン：Where Do We Go Now? リトアニア：Back in Your Arms マケドニア：Punk Is Not Dead メキシコ：Miss Bala モロッコ：Omar Killed Me オランダ：Sonny Boy ニュージーランド：The Orator ノルウェー：Happy, Happy ペルー：October フィリピン：The Woman in Septic Tank ポーランド：ソハの地下水道 ポルトガル：José and Pilar ルーマニア：Morgen ロシア：戦火のナージャ セルビア：Montevideo: Taste of a Dream シンガポール：Tatsumi スロヴァキア：Gypsy 南アフリカ：Beauty 韓国：The Front Line スペイン：ブラック・ブレッド スウェーデン：Beyond スイス：Summer Games 台湾：セディック・バレ タイ：Kon Khon トルコ：昔々、アナトリアで イギリス：Patagonia ウルグアイ：SHOT／ショット ヴェネズエラ：Rumble of the Stones ヴェトナム：The Prince and the Pagoda Boy |
| ■ドキュメンタリー映画賞（短編）エントリー８作品発表 （2011.10.14） |
| 映画芸術科学アカデミーは10月13日、第84回アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞（短編）部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは８作品で、ドキュメンタリー分科会のメンバーにより35作品の中から選ばれました。さらにこの中から、ノミネート３〜５作品が選出されます。エントリー８作品は次の通りです。 The Barber of Birmingham: Foot Soldier of the Civil Rights Movement God Is the Bigger Elvis In Tahrir Square: 18 Days of Egypt's Unfinished Revolution Incident in New Baghdad Pipe Dreams Saving Face 津波そして桜 Witness |
| ■第84回アカデミー賞授賞式ホストがエディ・マーフィに決定 （2011.09.07） |
| 映画芸術科学アカデミーは９月６日、第84回アカデミー賞授賞式のホストをエディ・マーフィが務めることを発表しました。マーフィはTVのコメディプログラム「サタデー・ナイト・ライブ」でブレイク、「48時間」（82年）「ビバリーヒルズ・コップ」（84年）「ナッティ・プロフェッサー
クランプ教授の場合」（96年）等で知られる人気男優で、「ドリームガールズ」（06年）では助演男優賞候補に挙がっています。次回作『ペントハウス』（11年）では授賞式のプロデューサーを務めるブレット・ラトナーと組んでいます。マーフィがホストを務めるのは今回が初めてです。 授賞式は2012年２月26日（日）、ハリウッドのコダックシアターにて開催される予定です。 |
| ■第84回アカデミー賞授賞式プロデューサーがブレット・ラトナー、ドン・ミッシャーに決定 （2011.08.05） |
| 映画芸術科学アカデミーは８月４日、第84回アカデミー賞授賞式のテレビ放送のプロデュースをブレット･ラトナー、ドン・ミッシャーが務めることを発表しました。ラトナーは初めてのアカデミー賞授賞式のプロデュースになります。 ラトナーはMUSIC VIDEOやCM等でも活躍する人気監督です。「ラッシュアワー」（98年）」シリーズでハリウッドでの地位を固め、プロデューサーとしても多くの作品に関わっています。その他の代表作には「レッド･ドラゴン」（02年）、「X-MEN：ファイナル ディシジョン」（06年）等があります。 ミッシャーはTV番組で実績を積み上げてきたプロデューサーです。スーパーボウルのハーフタイムショウやオリンピックのセレモニーを手掛け、エミー賞やアメリカ監督組合賞を受賞するなど、極めて高い評価を獲得しています。第83回に続く２年連続の登板となります。 授賞式は2012年２月26日（日）、ハリウッドのコダックシアターにて開催される予定です。 |
| ■ジェームズ・アール・ジョーンズ、ディック・スミス、オプラ・ウィンフリーが協会賞受賞へ （2011.08.03） |
| 映画芸術科学アカデミーは８月２日、アカデミー賞名誉賞を俳優ジェームズ・アール・ジョーンズ、メイキャップアーティスト ディック･スミス、ジーン･ハーショルト友愛賞を慈善家オプラ･ウィンフリーに授与することを発表しました。名誉賞は映画業界への生涯を通じての並外れた貢献、優秀な業績を残した映画人に贈られます。ジーン･ハーショルト友愛賞は人道的な努力により映画産業に大きな影響を与えた人物に贈られます。これらの賞はアカデミー賞授賞式とは別の日に開かれる祝賀ディナーにて授与されます。今年の祝賀ディナーは11月12日、ハリウッド＆ハイランドセンター、グランドボールルームにて開かれます。 ジョーンズはオフブロードウェイへの出演からキャリアを始めたヴェテラン俳優。『博士の異常な愛情』（64年）での映画デビュー後、出演作品はTV作品も含め170本以上に上ります。アカデミー賞では『ボクサー』（70年）で主演男優賞にノミネートされています。代表作には『スター･ウォーズ』（70年）『メイトワン-1920』（87年）『フィールド･オブ･ドリームス』（89年）等があります。 スミスは60年以上に渡ってハリウッドで活躍するメイキャップアーティスト。数多くの話題作で目覚ましい成果を上げた他、彼に続くアーティストたちへ指導も行っています。アカデミー賞では『アマデウス』（84年）でメイキャップ賞を受賞、『晩秋』（89年）でも候補に挙がっています。その他の代表作には『ゴッドファーザー』（72年）『エクソシスト』（73年）『タクシードライバー』（76年）等があります。 ウィンフリーはハリウッドを代表する女優、プロデューサー、そしてTVホスト。これまでそのパワーを駆使し、女性や子どもの問題の解決支援を始め数々の人道的活動を行ってきました。その成果はOprah's Angel Network、the Oprah Winfrey Foundation、the Oprah Winfrey Leadership Academy for Girls等で知ることができます。アカデミー賞では『カラーパープル』（85年）で助演女優賞にノミネートされています。 |
| ■アカデミー新会員に178人を招待へ （2011.06.18） | ||||||
映画芸術科学アカデミーは６月17日、同団体の新たな会員として178人を招待することを発表しました。アカデミーは９月にレセプションを開く予定です。新しくメンバーに招待された主な映画人（俳優、監督、脚本家のみ）は次の通りです。
|
| ■第84回アカデミー賞より作品賞は５〜10作品がノミネートへ （2011.06.15） |
| 映画芸術科学アカデミーは６月14日、第84回アカデミー賞より作品賞部門は５〜10作品がノミネートされることを発表しました。過去２年、10作品が作品賞候補に挙げられていましたが、今後は一定の票数を獲得した作品が候補に挙がることになります。候補数は発表当日まで明らかにされません。アカデミーの調査によると、これまでの最多得票作品の第１位票（会員は順位をつけて投票。その内第１位に選んだ作品票）は平均20.5％とのこと。分析の結果、候補に挙がるためには最低でも5.0％以上の第１位票が必要と判断されました。そして、基準を満たした５〜10作品がノミネートされるということです。 さらに、アニメーション映画賞部門、視覚効果賞部門の規定も変更されました。アニメーション映画賞部門は、出品作が８〜12作品の場合、２〜３作品がノミネートされます。出品作が13〜15作品の場合、最大４作品がノミネートされます。出品作が16作品以上の場合、最大５作品がノミネートされます。また、視覚効果賞部門は、最終審査に進む作品数が７作品から10作品へ変更になりました。これは候補数が３作品から５作品へ拡大したことを受けての変更とのことです。 |
| ■第84回アカデミー賞スケジュール発表 （2011.4.27） | |||||||||||||||||||||||||||||||||
映画芸術科学アカデミーは４月26日、第84回アカデミー賞のスケジュールを発表しました。授賞式は2012年２月26日（日）、コダックシアターにて開催されます。その他の予定は次の通りです。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
Past Report -84th Annual Academy Awards-
