Predictions -Best Actress-

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主演女優賞

受賞予想（2/23）

Final Predictions

グレン・クローズ

ヴィオラ・デイヴィス

ルーニー・マーラ

メリル・ストリープ

ミシェル・ウィリアムス

◎

○

△

OSCAR PLANET Prediction		ヴィオラ・デイヴィス（ヘルプ心がつなぐストーリー）
General Prediction		ヴィオラ・デイヴィス（ヘルプ心がつなぐストーリー） or メリル・ストリープ（マーガレット・サッチャー鉄の女の涙）
My Hope		グレン・クローズ（アルバート氏の人生）

　オスカーの華、主演女優賞は今年、ノミネート５枠を巡り、強力なパワーを発揮したヴェテランたちに若手が挑むという構図が出来上がっていたが、最終的にヴェテランを押し退けて滑り込んだのは『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラだった。前哨戦で顔を出した重要賞はゴールデン・グローブ賞ぐらいだったが、投票間際のBUZZ拡大が功を奏した形だ。尤も、彼女に受賞の目はない。対象作のオリジナル版におけるノオミ・ラパスのハマり具合を知っている会員の票も望めないはずだ。それに若手なら、よりキャリアを積んでいる『マリリン７日間の恋』のミシェル・ウィリアムスが評価されるだろう。

　ただし、そのウィリアムスも現時点では３番手のポジションだ。死してなおセックスシンボルであり続けるマリリン・モンロー役は演じること自体に対して拒否反応が出易い上、対象作のBUZZがほとんど消滅してしまったのが痛い。実在の人物役はライヴァルにもいて、そちらに票が集まるのは確実と見られている。根拠はないが、いつかウィリアムスがオスカーを受賞するなら、それは助演部門のような気がする。

　二大女優に注目は絞られている。『ヘルプ心がつなぐストーリー』のヴィオラ・デイヴィスと『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』のメリル・ストリープだ。デイヴィスはブロードキャスト映画批評家協会賞とアメリカ映画俳優組合賞、ストリープはゴールデン・グローブ賞を受賞、賞を分け合い、熾烈な戦いが続いている。ふたりが「ダウトあるカトリック学校で」（08年）で共演、どちらもオスカー候補に挙がっているのは面白い事実だ。

　どちらにもストロングポイント、ウィークポイントがある。デイヴィスは当初助演プッシュになると見られていたことからも分かるように、役柄はそれほど大きくない。エマ・ストーンとのW主演という形になっているものの、助演の方がしっくりくるという見方は依然強い。その点、ストリープはストリープショウと言って良いほどに出ずっぱり。見せ場が連続する。出演時間がすべてではないものの、より頭にインプットされやすいのはストリープなのかもしれない。

　ところが、ストリープは対象作の評価が低い。そっくりさんメイクでマーガレット・サッチャーになりきったは良いものの、肝心の作品はサッチャーへの敬意が感じられないとの指摘が相次いでいて、一部からは強烈なバッシングを受けている。それに較べるとデイヴィスの対象作は愛されている。決して抜群の高評価ではなかったものの、俳優たちから熱烈に愛されていると評判で、それを引っ張る一人であるデイヴィスに対する演技評価もますます高まっているフシがある。

　どちらも受賞を決定づけるものはない。こういうときはより新鮮味のある方が強いのではないか。ストリープは毎年のように式に出ている。そしてその度に受賞を逃がしている。つまり会員もそれに慣れてしまっているのではないか。それに較べると、デイヴィスは賞レースにおいてはまだまだ新鮮だ。助演のオクタヴィア・スペンサーとWで受賞すれば、話題性もグッと高まるだろう。

　デイヴィスとストリープで票が割れたときは、固定支持が多いはずのウィリアムスが浮上するだろう。そしてもうひとり、『アルバート氏の人生』のグレン・クローズのセンも完全には消えていない。これが６度目のノミネート。オスカー戦線に復帰するのは23年ぶりで、久しぶりの印象が強いのがプラス。そして何より長年映画界に多大なる貢献をしてきながら涙を呑み続けてきた彼女に対する功労票が雪崩れ込む。確かに対象作は評価が伸び悩んだが、それでも逆転の目も残されているとするのが妥当だ。

　そうか、ストリープは長らくライヴァル扱いされてきたクローズと票が割れる可能性もあるのか。やはりデイヴィスが女王になる予感がする。

**Prediction Chart**
		％	Final	2/16	2/11	2/6	2/1	1/26
1	ヴィオラ・デイヴィス『ヘルプ心がつなぐストーリー』	30	1	1	1	1	1	2	対抗
2	メリル・ストリープ『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』	30	2	2	2	2	2	3	本命
3	ミシェル・ウィリアムス『マリリン７日間の恋』	20	3	3	3	3	3	1	大穴
4	グレン・クローズ『アルバート氏の人生』	15	4	4	4	4	4	4	超大穴
5	ルーニー・マーラ『ドラゴン・タトゥーの女』	5	5	5	5	5	5	5	Happy to be Nominated

**List of Marks**
グレン・クローズ『アルバート氏の人生』	６度目のノミネート。なんで受賞していないの？（＋＋＋）	2.5
	製作・脚本も手掛けた入魂作。オスカーはこういうのに弱い（＋）
	しかし、作品評価は期待されたほど伸びず、前哨戦苦戦（－）
	当然オスカー候補もギリギリラインだと言われていた（－）
	ジャネット・マクティアに喰われているとの声も…！？（－）
	功労票がいちばん集まりやすいはず（＋）
	『ダメージ』のパティ・ヒューズ役、怖過ぎる！（＊）
ヴィオラ・デイヴィス『ヘルプ心がつなぐストーリー』	２度目のノミネーション。手堅い演技派（＋）	6.5
	人種問題を取り上げた作品で良質ロール（＋）
	当然アフリカ系票はここに集中する（＋）
	ライヴァルの中でもシンパシーを集めやすい役（＋＋）
	GGA、SAGを受賞して勢いに乗る！（＋＋）
	その際のスピーチが感動的だと大評判。会員が虜に？（＊）
	実は作品評価は大絶賛というわけではない（－）
ルーニー・マーラ『ドラゴン・タトゥーの女』	初ノミネーション、おめでとう。フレッシュガール！（＋）	1.5
	前哨戦後半にBUZZを伸ばして逆転ノミネート（＋＋）
	つまりそれは前哨戦で目立っていなかったということ（－）
	過激な役作りでハードなシーンに果敢に挑戦（＋＋）
	対象作はリメイク。ノオミ・ラパスと比較されてしまう（－）
	そのラパスはノミネートもされなかったのに彼女が受賞？（－）
	素顔は本当にシャイ。生き残るためにはガツガツしていこう（＊）
メリル・ストリープ『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』	17度目のノミネート。もはや候補入りするのが趣味！（＋＋＋）	5.5
	英国初の女性首相をそっくりに演じる！（＋＋）
	英国では一部からサッチャーをコケにしているとの批判（－）
	でもオスカーは米国の賞ですから。会員は彼女が大好き（＋）
	BFCA、英国アカデミー賞でヴィオラ・デイヴィスをKO（＋＋）
	現在決勝で何連敗中？彼女に再受賞させる気、あるの？（＊）
	作品の酷評に足を引っ張られるかも（－）
ミシェル・ウィリアムス『マリリン７日間の恋』	３度目のノミネーション。キャリア、順調です（＋）	4.5
	ゴールデン・グローブ賞やボストン他の批評家賞を受賞（＋＋）
	どう考えても物議を醸す、あのマリリン・モンロー役に挑戦（＋）
	有名人を有名人が演じるパターンが大好き（＋＋）
	でも、モンローを演じられる女優は誰もいないとの声も…（－）
	いつの間にかBUZZが下降。「ストリープ vs. デイヴィス」？（－）
	ヴェリーショートにしてからちょっと垢抜けたかも（＊）

The Five Nominees　ノミネート女優　［I guessed 4/5］
グレン・クローズ　Glenn Close
	アルバート氏の人生（ロードサイド・アトラクションズ）
	Oscar Experience 6 noms / 0 win
	Precursors None
	ハリウッドを代表するヴェテラン女優が賞レースにカムバック。男として生きる女の苦悩を描く対象作に全身全霊を捧げ、久しぶりに映画界が注目している。シリアスな演技でもそこはかとなく漂うユーモアは唯一無二のもの。エミー賞は獲得した。トニー賞にも輝いた。あとはアカデミー賞だけだ。
ヴィオラ・デイヴィス　Viola Davis
	ヘルプ心がつなぐストーリー（ディズニー）
	Oscar Experience 2 noms / 0 win
	Precursors SAG、GSA、BFCA、IFJA、NTFCA、IFCA、AAFCA、BFCC
	「ダウトあるカトリック学校で」（08年）のオスカー効果により手にした役柄でアメリカを魅了。助演でプッシュされてもおかしくなかったが、配給元は強気の主演プッシュ。それでも勝ち抜けられるという自信の表れだろう。BFCAを征して勢いあり。ハル・ベリーに続くアフリカ系女優の主演部門勝利、なるか。
ルーニー・マーラ　Rooney Mara
	ドラゴン・タトゥーの女（ロードサイド・アトラクションズ）
	first nomination!
	Precursors None
	思えば栄光は前年から始まっていた。「ソーシャル・ネットワーク」（10年）で主人公を振る役柄で脚光を浴び、それが対象作への主演に繋がったのだから。ノオミ・ラパスとの比較は避けられなかった。決してオスカー好みの役柄でもない。しかし、その体当たりの演技は観る者の心を着実に掴んだ。更なる飛躍が見える。
メリル・ストリープ　Meryl Streep
	マーガレット・サッチャー鉄の女の涙（ロードサイド・アトラクションズ）
	Oscar Experience 17 noms / 2 wins
	Precursors BAFTA、GGA、NYFCC、SFCA、DFCS2、LFCC、NYFCO
	何年も前、あるホストが「大変です。今日はメリル・ストリープが来ていません」とジョークを飛ばしたのは有名な話。もはや会員は彼女に投票することを義務としている。それだけの成果を上げてきた。会員の関心は３つ目のオスカーをいつあげるかということに移っている。英国初の女性首相役という強力ロールで勝負。
ミシェル・ウィリアムス　Michelle Williams
	マリリン７日間の恋（ワインスタイン・カンパニー）
	Oscar Experience 3 noms / 0 win
	Precursors GGA、ISA、BSFC、CFCA、LVFCS、WFCA、DFCS、DFFCA、FFCC、UFCA、OFCC、TFCA
	マリリン・モンローを演じるには相当の勇気が必要だったはずだ。死してなおセックスシンボルであり続ける最強のアイコン。それに果敢に挑み、見事勝利したのは演技力を着実に磨いてきたからに他ならない。主演女優賞の近年の傾向を考えると、他候補よりも受賞距離は短い。２年連続候補の強みを活かせるか。

ranking

キャンペーンパワー　11/12/1～12/1/25			前哨戦ポイント　-2/26-
1	ミシェル・ウィリアムス	737 p	1	ヴィオラ・デイヴィス	143.5 p
2	ルーニー・マーラ	580 p	2	ミシェル・ウィリアムス	134.0 p
3	ヴィオラ・デイヴィス	468 p	3	メリル・ストリープ	122.0 p
4	メリル・ストリープ	392 p	4	ルーニー・マーラ	85.5 p
5	グレン・クローズ	284 p	5	グレン・クローズ	68.5 p

対象作の興行収入　-2/20-			対象作の評価 rating
1	ヴィオラ・デイヴィス	$169m	1	ルーニー・マーラ	79.1 p
2	ルーニー・マーラ	$101m	2	ミシェル・ウィリアムス	76.3 p
3	メリル・ストリープ	$24m	3	ヴィオラ・デイヴィス	71.0 p
4	ミシェル・ウィリアムス	$13m	4	メリル・ストリープ	56.1 p
5	グレン・クローズ	$2m	5	グレン・クローズ	53.4 p

ノミネート予想（1/21）

Final Prediction

　主演女優賞はオスカーの華。この部門が活気づかないと、賞レースはもうひとつ盛り上がらない。女優たちが繰り広げるデッドヒートは、それだけで気分を盛り上げるものがある。当然ノミニーの行方も大いに注目されるところだ。今年は映画界を支えてきたヴェテランや実力派に、出てきたばかりの若手が挑むという構図が出来上がっているのが特徴だ。前哨戦はヴェテランの強さが目立ったが、若手が付け入る隙はあるのだろうか。

　ヴェテランとは『アルバート氏の人生』のグレン・クローズ、『ヘルプ心がつなぐストーリー』のヴィオラ・デイヴィス、『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』のメリル・ストリープ、『少年は残酷な弓を射る』のティルダ・スウィントンだ。ヴェテランとは言えないものの、オスカー経験のある『ヤング≒アダルト』のシャーリズ・セロン、『マリリン７日間の恋』のミシェル・ウィリアムスも批評家に愛されている。浮き沈みはあったにせよ、いずれも尊敬したいキャリアを持つ女優たち。彼女たちを目標に俳優業を続けている者も多いはずだ。当然オスカーでも強力なパワーを発揮すると思われる。

　新進勢力となるのは『今日、キミに会えたら』のフェリシティ・ジョーンズ、『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のエリザベス・オルセンだ。「JUNO ジュノ」のエレン・ペイジや「ウィンターズ・ボーン」のジェニファー・ローレンスの例にあるように、この部門はフレッシュな顔が顔を見せることが多い。なんとかその枠を勝ち取りたいと様子を窺っている。

　ヴェテランでノミネート確実と言えるのはデイヴィス、ストリープ、ウィリアムスの３名だ。前哨戦結果、作品の勢い、キャリアを考慮すると候補漏れはあり得ない。となると若手が狙うはクローズ、スウィントン、セロンが確保を狙うスポットだ。クローズは性別を偽って生きる役柄こそオスカー好みだが作品評価の低迷に足を引っ張られそう。スウィントンはメジャー路線とは異なる捻った立ち位置がポジションを不安定にさせている。セロンはコメディ作品ゆえにドラマティックな重みに欠けるかもしれない。この内前哨戦で最も強かったのはスウィントンで、普通に考えるなら彼女はノミネートされるだろう。前年の「ミラノ、愛に生きる」の演技との合わせ技も使える。クローズとセロンならクローズが強いだろう。５度も候補に挙がりながら一度も勝利していないヴェテランを久々のノミネートに導きたいと思う会員は多いはずだ。ただ、時に残酷さを見せるのがオスカーでもある。クローズはちょっとの票移動で足をすくわれる。

　若手の中ではジョーンズがやや息切れしている感。マーラとオルセンは凌ぎを削っている印象だ。前哨戦で強かったのはオルセンの方だが、マーラは作品の公開と共にBUZZを急上昇させている。オルセンを飛び越えてくることも大いに考えられる。ただし、僅差だ。そしてこの僅差こそ、彼女たちの苦しいところではないかと思う。互いが足の引っ張り合いをしていては、リスペクト票を大量に抱えているだろうクローズに跳ね返されてしまうのではないか。マーラかオルセン、どちらかが抜群に強いのであれば、跳躍力でクローズを飛び越える可能性はグッと高まるだろう。だが、追いつけ追い越せの今の状況ではクローズのキャリアには勝てない気がする。女の戦いは厳しい。

OSCAR PLANET Prediction
グレン・クローズ（アルバート氏の人生）	Shaky
ヴィオラ・デイヴィス（ヘルプ心がつなぐストーリー）	Lock
メリル・ストリープ（マーガレット・サッチャー鉄の女の涙）	Lock
ティルダ・スウィントン（少年は残酷な弓を射る）	Likely
ミシェル・ウィリアムス（マリリン７日間の恋）	Lock
The Runner-up
ルーニー・マーラ（ドラゴン・タトゥーの女）	Shaky

The Five Frontrunners　フロントランナー（５名）　（1/21）
Lock
ヴィオラ・デイヴィス Viola Davis （ヘルプ心がつなぐストーリー） Win: SAG、GSA、BFCA、IFJA、NTFCA、IFCA、AAFCA、BFCC	「ダウトあるカトリック学校で」の名演により一気に注目度が上昇。白人女性と交流するメイド役で、作品を自分のものにする名演を披露。 ~~Weak Point~~ 助演プッシュならばノミネートは間違いなかったのに…。…と嘆く声が出ていたが、なんのなんの、そういう心配が必要なレヴェルの演技ではないとBUZZ依然キープ中。本当は「ヴァイオラ」と読むの…。
メリル・ストリープ Meryl Streep （マーガレット・サッチャー鉄の女の涙） Win: BAFTA、GGA、NYFCC、SFCA、DFCS2、LFCC、NYFCO	すっかり「稼げるスター」となった大女優が、マーガレット・サッチャー役に挑む。そっくりメイクが話題。自動的に票が入るシステムを確立。 ~~Weak Point~~ 遂に３度目の受賞なるかと注目度は絶大だが、肝心の作品評価は伸びず、特に英国では一部からコテンパンに叩かれている。でもまあ、彼女に入れておけば大丈夫でしょうという安心感は大切。
ミシェル・ウィリアムス Michelle Williams （マリリン７日間の恋） Win: GGA、ISA、BSFC、CFCA、LVFCS、WFCA、DFCS、DFFCA、FFCC、UFCA、OFCC、TFCA	遂にマリリン・モンロー役を獲得したインディーズの女王。会員は有名人が有名人を演じるのに大変弱い。すっかりオスカーレースの常連になった感。 ~~Weak Point~~ インディペンデント・スピリット賞向きだし、メジャースタジオでは結果を出していない。モンローを知る老会員の厳しいチェックも入る。それでも今年はライヴァルたちの作品評価が伸びず、あっさり安全圏へ。
Likely
ティルダ・スウィントン Tilda Swinton （少年は残酷な弓を射る） Win: NBR、SFFCC、HFCS、AFCA、OFCS	「フィクサー」で助演賞受賞、「ミラノ、愛に生きる」で候補入りするべきだった（？）人。息子が事件を起こした母の苦悩を表現、絶賛される。 Weak Point 型にハマらない役柄選択と演技で独特のポジションを獲得したが、オスカーは正攻法のキャリアの方を好む傾向。あまりオスカーが似合わない人でもある。毎度ぶっとびファッション。期待してまっせ。
Shaky
グレン・クローズ Glenn Close （アルバート氏の人生）	近年はTVシリーズ「ダメージ」のパティ・ヒューズ役でお茶の間を凍りつかせている大女優。プロデュースも兼ねた男装ロールで念願受賞に挑む！ Weak Point 会員の皆さん、５度もノミネートされている私が受賞していないって、おかしいと思わないのかしら？10年以上も私を無視してきたことは許してあげるわ。メリル、待ってなさい！思い通りにはさせないわよ！

ノミネーション予想これまでの流れ 2011　（Changes in Red）
Final
グレン・クローズ	メリル・ストリープ	ヴィオラ・デイヴィス*	ミシェル・ウィリアムス	ティルダ・スウィントン
The Leader：ヴィオラ・デイヴィス
1/1
グレン・クローズ	メリル・ストリープ	ヴィオラ・デイヴィス*	ミシェル・ウィリアムス	エリザベス・オルセン
12/1
グレン・クローズ	シャーリズ・セロン	ヴィオラ・デイヴィス*	ミシェル・ウィリアムス	エリザベス・オルセン
11/1
グレン・クローズ	シャーリズ・セロン	ヴィオラ・デイヴィス*	ティルダ・スウィントン	エリザベス・オルセン
10/1
グレン・クローズ	ルーニー・マーラ	ヴィオラ・デイヴィス*	ティルダ・スウィントン	エリザベス・オルセン
9/1
グレン・クローズ*	ルーニー・マーラ	エマ・ストーン	ティルダ・スウィントン	エリザベス・オルセン
8/1
グレン・クローズ*	キルスティン・ダンスト	エマ・ストーン	ティルダ・スウィントン	エリザベス・オルセン
7/1
グレン・クローズ*	キルスティン・ダンスト	エマ・ストーン	メリル・ストリープ	エリザベス・オルセン
6/1
グレン・クローズ*	キルスティン・ダンスト	エマ・ストーン	メリル・ストリープ	ミシェル・ウィリアムス
5/1
グレン・クローズ*	アン・ハサウェイ	エマ・ストーン	メリル・ストリープ	ミシェル・ウィリアムス

The Other Contenders　その他の有力候補　（1/21）
Very Possible
フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones （今日、キミに会えたら）	「わたしの可愛い人シェリ」「テンペスト」を経て、いよいよ本作でブレイク、サンダンスで演技賞を獲得。国外退去になり遠距離恋愛を強いられる英国の女学生役。2011年最大のブレイクスターを狙う。
ルーニー・マーラ Rooney Mara （ドラゴン・タトゥーの女）	ハリウッドで争奪戦が起こったヒロイン、リスベット役を射止めたラッキーガール。新たなるスター候補生。指名して盛り上げましょう？オリジナルのノオミ・ラパスと比較されると辛いところ。Win: SLFCA
エリザベス・オルセン Elizabeth Olsen （マーサ、あるいはマーシー・メイ）	オルセン姉妹には妹がいた！カルト集団から抜け出す若い女役にサンダンス熱狂。姉たちとは違い「女優」として活動したいとじっくり作品を待っていたとか。Win: IFJA、PFCS、COFCA、VFCC
シャーリズ・セロン Charlize Theron （ヤング≒アダルト）	俳優の魅力を最大限に引き出す術に長けているジェイソン・ライトマン監督作に主演。コメディ演技で心境開拓。彼女がノミネートされないと主演女優賞部門に華がなくなってしまう！
Possible
オリヴィア・コールマン Olivia Colman （思秋期）	ピーター・ミュランの自傷癖演技が注目を浴びる中、ある秘密を抱えた女性を衝撃的に演じる。ハリウッド女優ならば受賞間違いなしとも言われる演技。知名度不足をどうカヴァーするか。
キルスティン・ダンスト Kirsten Dunst （メランコリア）	地球に惑星が衝突直前、ある女の心理状態を全裸を厭わぬ演技で体現。カンヌ女優賞獲得。が、ラース・フォン・トリアー作品からの候補はエミリー・ワトソンぐらい。Win: NSFC、KCFCC、CIFF
キーラ・ナイトレイ Keira Knightley （危険なメソッド）	「プライドと偏見」で候補経験を持つ英国期待の人気女優。デヴィッド・クローネンバーグ作品に登場し、マイケル・ファスベンダーとヴィゴ・モーテンセンを惑わす。ルパート・フレンドと突然のお別れ。しくしく。
クリスティン・スコット＝トーマス Kristin Scott-Thomas （サラの鍵）	60年前のナチスの迫害を調査するジャーナリストをドラマティックに演じて、高評価を獲得。近年はフランス映画にも積極的に出演、対象作も例に漏れず。「ずっとあなたを忘れない」の余韻あり。
エマ・ストーン Emma Stone （ヘルプ心がつなぐストーリー）	黒人メイドとの絆を確かめる白人女性役で演技力をたっぷり証明。晩夏を代表する大ヒット＆高評価で若手トップ女優の座へ。ヴィオラ・デイヴィスが主演プッシュになると、即アウト。
ミア・ワシコウスカ Mia Wasikowska （ジェーン・エア）	続々と注目映画人を輩出しているオーストラリアが現在最も期待をかける若手女優。シャルロット・ゲンズブールを始めとする有名女優が演じてきた情熱的なヒロイン役。公開時期の問題。
クリステン・ウィグ Kristen Wiig （ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン）	「サタデーナイト・ライブ」出身のコメディエンヌが、夏のスリーパーヒット作に主演してビッグブレイク。彼女の抜群の喜劇センスこそ成功の要因との指摘が多数。脚本を手掛ける才能もあり。
Longshot
エレン・バーキン Ellen Barkin （アナザー・ハッピー・デイふぞろいな家族たち）	結婚式に集まった人々の複雑な人間関係を炙り出すコメディ・ドラマで、新郎のエキセントリックな母親を演じて強烈インパクト。久々の脚光。カエル顔女優としてはキャメロン・ディアスの大先輩。
マリア・ベロ Maria Bello （Beautiful Boy）	「The Cooler」や「ヒストリー・オブ・バイオレンス」でノミネートを噂されながら落選、そろそろ候補に挙がってもおかしくない人。息子が大学で銃乱射事件を起こし、苦悩する母親を演じる。小品。
アビー・コーニッシュ Abbie Cornish （ウォリスとエドワード英国王冠をかけた恋）	「ブライト・スターいちばん美しい恋の詩」の演技が認められ、大量にいる若手女優の群れの中から少しだけ飛び出した感。あのマドンナによる監督第二作で勝負をかける。「エンジェルウォーズ」は忘れて。
ヴェラ・ファーミガ Vera Farmiga （Higher Ground）	「マイレージ、マイライフ」で助演賞候補に挙がり、上昇気流に乗っている。勢いをキープしたまま監督デビュー、主演も兼ねる。自分を冷静に演出できるかどうか。下半身が意外にご立派。
アデペロ・オデュイエ Adepero Oduye （Pariah）	ディー・リースが長編デビューを飾るインディーズ・ドラマで、レズビアンとして生きる17歳の少女を演じて絶賛される。スター誕生の賛辞も…。極端な知名度不足。名前も読めない…。
アンドレア・ライズボロー Andrea Riseborough （ウォリスとエドワード英国王冠をかけた恋）	「ブライトン・ロック」で注目された英国の新人女優が、マドンナ監督作でエドワード８世と恋に落ちる米国人女性を演じる。アビー・コーニッシュが同じ部門に入ると苦しい。知名度問題。
シアーシャ・ローナン Saoirse Ronan （ハンナ）	「つぐない」で助演女優賞にノミネートされて以来、ティーンの旨味のある役柄は独り占め状態。父親に殺しの訓練を受けて育つティーンエイジャー役。新しい魅力開花か。読み方が難しいの。
エミリー・ワトソン Emily Watson （オレンジと太陽）	役柄に乗り移ったかのような濃厚演技で知られる英国演技派。児童移民プログラムにおける問題を告発するソーシャルワーカーを演じて、好評を博す。『戦火の馬』の助演賞が本命か。
ミシェル・ヨー Michelle Yeoh （The Lady／アウンサンスーチーひき裂かれた愛）	マレーシアからアジアを代表する女優へ。ミャンマーの民主化運動指導者であるアウン・サン・スー・チーを演じる。オスカーは実在の人物を愛するが、監督はリュック・ベッソン。うーん…。

No Chance　チャンスなし　（1/1）
エミリー・ブラント Emily Blunt （アジャストメント）	ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly （サルベーション）
アン・ハサウェイ Anne Hathaway （ワン・デイ 23年のラブストーリー）	キーラ・ナイトレイ Keira Knightley （ロンドン・ブルバード LAST BODYGUARD）
フリーダ・ピント Freida Pinto （ミラル）	ヴァネッサ・レッドグレーヴ Vanessa Redgrave （もうひとりのシェイクスピア）
ジュリア・ロバーツ Julia Roberts （幸せの教室）	アマンダ・セイフライド Amanda Seyfried （TIME タイム）
ミア・ワシコウスカ Mia Wasikowska （永遠の僕たち）	レイチェル・ワイズ Rachel Weisz （ドリームハウス）
レイチェル・ワイズ Rachel Weisz （トゥルース闇の告発）	リース・ウィザースプーン Reese Witherspoon （恋人たちのパレード）
ロビン・ライト Robin Wright （声をかくす人）

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