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 アカデミー賞に関するニュースを紹介するコーナーです。
last update: March 03, 2014




■第86回アカデミー賞発表 (2014.03.03)
 3月2日、第86回アカデミー賞授賞式がドルビーシアターで開かれ、多数の映画人が出席、各部門の受賞者が発表されました。結果は次の通りです。

◆作品賞:それでも夜は明ける(スティーヴ・マックイーン監督)
◆監督賞:アルフォンソ・キュアロン(ゼロ・グラビティ)
◆主演男優賞:マシュー・マコノヒー(ダラス・バイヤーズクラブ)
◆主演女優賞:ケイト・ブランシェット(ブルージャスミン)
◆助演男優賞:ジャレッド・レト(ダラス・バイヤーズクラブ)
◆助演女優賞:ルピタ・ニョンゴ(それでも夜は明ける)
◆脚本賞:her 世界でひとつの彼女
◆脚色賞:それでも夜は明ける
◆撮影賞:ゼロ・グラビティ
◆編集賞:ゼロ・グラビティ
◆美術賞:華麗なるギャツビー
◆衣装デザイン賞:華麗なるギャツビー
◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞:ダラス・バイヤーズクラブ
◆視覚効果賞:ゼロ・グラビティ
◆録音賞:ゼロ・グラビティ
◆音響効果賞:ゼロ・グラビティ
◆作曲賞:ゼロ・グラビティ
◆主題歌賞:「Let It Go」(アナと雪の女王)
◆アニメーション映画賞:アナと雪の女王
◆外国語映画賞:グレート・ビューティー 追憶のローマ(イタリア)
◆ドキュメンタリー映画賞(長編):バックコーラスの歌姫たち
◆ドキュメンタリー映画賞(短編):The Lady in Number 6: Music Saved My Life
◆短編映画賞(実写):ヘリウム
◆短編映画賞(アニメーション):ミスター・ウブロ




■「Alone Yet Not Alone」、主題歌賞候補取り消しへ (2014.01.30)
 映画芸術科学アカデミーは1月29日、第86回アカデミー賞主題歌賞候補に挙げられていた「Alone Yet Not Alone」(Alone Yet Not Alone)のノミネーションの剥奪を発表しました。同曲は音楽分科会の元トップで、現在もエグゼクティヴとして所属するブルース・ブロートンにより作曲されましたが、そのブロートンが会員に向けて同曲への投票を促す電子メールを送っていたことが判明。これが規定違反であると判断されました。この決定により主題歌賞候補は4作品になりますが、代わりの候補曲が挙げられることはないとのことです。




■第86回アカデミー賞ノミネーション発表 (2014.01.16)
 映画芸術科学アカデミーは1月16日、第86回アカデミー賞のノミネーションを発表しました。クリス・ヘムズワースとシェリル・ブーン・アイザックスにより伝えられたノミネーションは次の通りです。

◆作品賞
それでも夜は明ける
アメリカン・ハッスル
キャプテン・フィリップス
ダラス・バイヤーズクラブ
ゼロ・グラビティ
her 世界でひとつの彼女
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
あなたを抱きしめる日まで
ウルフ・オブ・ウォールストリート

◆監督賞
アルフォンソ・キュアロン(ゼロ・グラビティ)
スティーヴ・マックイーン(それでも夜は明ける)
アレクサンダー・ペイン(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)
デヴィッド・O・ラッセル(アメリカン・ハッスル)
マーティン・スコセッシ(ウルフ・オブ・ウォールストリート)

◆主演男優賞
クリスチャン・ベール(アメリカン・ハッスル)
ブルース・ダーン(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)
レオナルド・ディカプリオ(ウルフ・オブ・ウォールストリート)
キウェテル・イジョフォー(それでも夜は明ける)
マシュー・マコノヒー(ダラス・バイヤーズクラブ)

◆主演女優賞
エイミー・アダムス(アメリカン・ハッスル)
ケイト・ブランシェット(ブルージャスミン)
サンドラ・ブロック(ゼロ・グラビティ)
ジュディ・デンチ(あなたを抱きしめる日まで)
メリル・ストリープ(8月の家族たち)

◆助演男優賞
バーカッド・アブディ(キャプテン・フィリップス)
ブラッドリー・クーパー(アメリカン・ハッスル)
マイケル・ファスベンダー(それでも夜は明ける)
ジョナ・ヒル(ウルフ・オブ・ウォールストリート)
ジャレッド・レト(ダラス・バイヤーズクラブ)

◆助演女優賞
サリー・ホーキンス(ブルージャスミン)
ジェニファー・ローレンス(アメリカン・ハッスル)
ルピタ・ニョンゴ(それでも夜は明ける)
ジュリア・ロバーツ(8月の家族たち)
ジューン・スキッブ(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)

◆脚本賞
アメリカン・ハッスル
ブルージャスミン
ダラス・バイヤーズクラブ
her 世界でひとつの彼女
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

◆脚色賞
それでも夜は明ける
ビフォア・ミッドナイト
キャプテン・フィリップス
あなたを抱きしめる日まで
ウルフ・オブ・ウォールストリート

◆撮影賞
グランド・マスター
ゼロ・グラビティ
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
プリズナーズ

◆編集賞
それでも夜は明ける
アメリカン・ハッスル
キャプテン・フィリップス
ダラス・バイヤーズクラブ
ゼロ・グラビティ

◆美術賞
それでも夜は明ける
アメリカン・ハッスル
ゼロ・グラビティ
華麗なるギャツビー
her 世界でひとつの彼女

◆衣装デザイン賞
それでも夜は明ける
アメリカン・ハッスル
グランド・マスター
華麗なるギャツビー
The Invisible Woman

◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞
ダラス・バイヤーズクラブ
jackass クソジジイのアメリカ横断チン道中
ローン・レンジャー

◆視覚効果賞
ゼロ・グラビティ
ホビット 竜に奪われた王国
アイアンマン3
ローン・レンジャー
スター・トレック イントゥ・ダークネス

◆録音賞
キャプテン・フィリップス
ゼロ・グラビティ
ホビット 竜に奪われた王国
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
ローン・サバイバー

◆音響効果賞
オール・イズ・ロスト 最後の手紙
キャプテン・フィリップス
ゼロ・グラビティ
ホビット 竜に奪われた王国
ローン・サバイバー

◆作曲賞
やさしい本泥棒
ゼロ・グラビティ
her 世界でひとつの彼女
あなたを抱きしめる日まで
ウォルト・ディズニーの約束

◆主題歌賞
「Alone Yet Not Alone」(Alone Yet Not Alone)
「Happy」(怪盗グルーのミニオン危機一発)
「Let It Go」(アナと雪の女王)
「The Moon Song」(her 世界でひとつの彼女)
「Ordinary Love」(マンデラ 自由への長い道)

◆アニメーション映画賞
クルードさんちのはじめての冒険
怪盗グルーのミニオン危機一発
くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ
アナと雪の女王
風立ちぬ

◆外国語映画賞
オーバー・ザ・ブルースカイ(ベルギー)
グレート・ビューティー 追憶のローマ(イタリア)
偽りなき者(デンマーク)
消えた画 クメール・ルージュの真実(カンボジア)
オマール、最後の選択(パレスチナ)

◆ドキュメンタリー映画賞(長編)
バックコーラスの歌姫たち
アクト・オブ・キリング
キューティー&ボクサー
Dirty Wars
The Square

◆ドキュメンタリー映画賞(短編)
CaveDigger
Facing Fear
Karama Has No Walls
The Lady in Number 6: Music Saved My Life
Prison Terminal: The Last Days of Private Jack Hall

◆短編映画賞(実写)
Aquel No Era Yo (That Wasn't Me)
全てを失う前に
ヘリウム
Pitääkö Mun Kaikki Hoitaa? (Do I Have to Take Care of Everything?)
ミスター・ヴォーマン

◆短編映画賞(アニメーション)
Feral
ミッキーのミニー救出大作戦
ミスター・ウブロ
九十九
Room on the Broom

 >関連サイト…The Academy Awards




■ノミネーション発表俳優がクリス・ヘムズワースに決定 (2014.01.11)
 映画芸術科学アカデミーは1月10日、第86回アカデミー賞ノミネーションのアナウンスを、クリス・ヘムズワースが務めることを発表しました。ヘムズワースは同団体の会長シェリル・ブーン・アイザックスと共に、16日午前5時30分から候補者を発信することになります。ヘムズワースは「マイティ・ソー」(11年)「アベンジャーズ」(12年)『ラッシュ プライドと友情』(13年)等で知られる人気男優です。




■外国語映画賞最終選考に進んだ9作品発表 (2013.12.21)
 映画芸術科学アカデミーは12月20日、第86回アカデミー賞外国語賞部門の最終選考に進んだ9作品を発表しました。1月10日〜12日に作品の上映と審査会が開かれ、さらにこの中からノミネート5作品が決定されます。最終選考に進んだ9作品は次の通りです。

ベルギー:オーバー・ザ・ブルースカイ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ:鉄くず拾いの物語
カンボジア:消えた画 クメール・ルージュの真実
デンマーク:偽りなき者
ドイツ:Two Lives
香港:グランド・マスター
ハンガリー:悪童日記
イタリア:グレート・ビューティー 追憶のローマ
パレスチナ:オマール、最後の選択




■289作品が第86回アカデミー賞作品賞考慮資格獲得 (2013.12.17)
 映画芸術科学アカデミーは12月16日、第86回アカデミー賞作品賞が289作品の中から選ばれることを発表しました。資格を得る条件は、2013年の1月から12月の間にロサンゼルス地区で1週間以上一般公開(有料。そして初めての上映であること)された40分以上の長編作品(35ミリ、70ミリ・フィルムを使っていること、または一定基準を満たしたデジタルフォーマットであること)、となっています。




■主題歌賞エントリー75作品発表 (2013.12.17)
 映画芸術科学アカデミーは12月16日、第86回アカデミー賞主題歌賞部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは75作品です。同賞の投票権を持つ音楽分科会所属の会員は、エントリーが認められた楽曲のクリップが収められたDVDコピーを受け取り、鑑賞後順位をつけて投票。上位5作品がそのまま同賞のノミネートになります。また、一作品から候補に挙がることができるのは、最大2曲となります。エントリー75作品は次の通りです。

「100$ Bill」(華麗なるギャツビー)
「Amen」(オール・イズ・ロスト 最後の手紙)
「Alone Yet Not Alone」(Alone Yet Not Alone)
「Atlas」(ハンガー・ゲーム2)
「オースティンランド 恋するテーマパーク」(オースティンランド 恋するテーマパーク)
「Aygiri Nadani」(Kamasutra 3D)
「Becomes the Color」(イノセント・ガーデン)
「Better You, Better Me」(The Inevitable Defeat of Mister & Pete)
「Bite of Our Lives」(How Sweet It Is)
「Bleed for Love」(Winnie Mandela)
「Bones」(マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン)
「Bring It on」(Jewtopia)
「Comic Books」(オースティンランド 恋するテーマパーク)
「The Courage to Believe」(Free China: The Courage to Believe)
「Cut Me Some Slack」(Sound City)
「Doby」(俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトル in ニューヨーク)
「For the Time Being」(プールサイド・デイズ)
「Forgiveness」(Brave Miss World)
「Get Used to Me」(ソウルガールズ)
「Go Where the Love Is」(プールサイド・デイズ)
「Going Nowhere」(マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン)
「Gonna Be Alright」(メアリーと秘密の王国)
「Gonzo」(マンガで世界を変えようとした男 ラルフ・ステッドマン)
「Happy」(怪盗グルーのミニオン危機一発)
「Har Har Mahadeva」(Kamasutra 3D)
「He Loves Me Still」(クリスマスの贈り物)
「Here It Comes」(トランス)
「Hush Child (Get You Through This Silent Night)」(クリスマスの贈り物)
「I Felt」(Kamasutra 3D)
「I See Fire」(ホビット 竜に奪われた王国)
「In the Middle of the Night」(大統領の執事の涙)
「L.O.V.E.D.A.R.C.Y」(オースティンランド 恋するテーマパーク)
「Last Mile Home」(8月の家族たち)
「Let It Go」(アナと雪の女王)
「Let It Go」(Spark: A Burning Man Story)
「Let the Bass Go」(ターボ)
「Let's Take a Trip」(Live at the Foxes Den)
「A Little Party Never Killed Nobody (All We Got)」(華麗なるギャツビー)
「Lullaby Song」(Cleaver's Destiny)
「Make It Love」(Two: The Story of Roman & Nyro)
「Monsters University」(モンスターズ・ユニバーシティ)
「The Moon Song」(her 世界でひとつの彼女)
「The Muslims Are Coming」(The Muslims Are Coming!)
「My Lord Sunshine (Sunrise)」(それでも夜は明ける)
「Nothing Can Stop Me Now」(プレーンズ)
「Oblivion」(オブリビオン)
「Of the Soil」(Kamasutra 3D)
「One Life」(The Ultimate Life)
「Ordinary Love」(マンデラ 自由への長い道)
「Over the Love」(華麗なるギャツビー)
「Pour Me Another Dream」(Live at the Foxes Den)
「Rise Up」(メアリーと秘密の王国)
「Sacrifice (I Am Here)」(Murph: The Protector)
「Sawariya」(Kamasutra 3D)
「Shine Your Way」(クルードさんちのはじめての冒険)
「The Snail Is Fast」(ターボ)
「So You Know What It's Like」(ショート・ターム)
「Speedin'」(ターボ)
「Stay Alive」(LIFE!)
「Sweeter Than Fiction」(ワン チャンス)
「Test of Faith」(クリスマスの贈り物)
「There's No Black Or White」(Somm)
「The Time of My Life」(Live at the Foxes Den)
「Together」(華麗なるギャツビー)
「Try」(How Sweet It Is)
「Unfinished Songs」(アンコール!!)
「We Both Know」(セイフ ヘイヴン)
「We Ride」(Spark: A Burning Man Story)
「What Matters Most」(スペースガーディアン)
「What Up」(オースティンランド 恋するテーマパーク)
「When the Darkness Comes」(シャドウハンター)
「You and I Ain't Nothin' No More」(大統領の執事の涙)
「You Can't Fix This」(Sound City)
「Young and Beautiful」(華麗なるギャツビー)
「Younger Every Day」(3 Geezers!)




■メイキャップ&ヘアスタイリング賞エントリー7作品発表 (2013.12.15)
 映画芸術科学アカデミーは12月14日、第86回アカデミー賞メイキャップ&ヘアスタイリング賞部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは7作品です。2014年1月11日に各作品の10分のクリップを上映する審査会が開かれ、さらにこの中からノミネート3作品が決定されます。エントリー7作品は次の通りです。

アメリカン・ハッスル
ダラス・バイヤーズクラブ
華麗なるギャツビー
ヘンゼル&グレーテル
ハンガー・ゲーム2
jackass クソジジイのアメリカ横断チン道中
ローン・レンジャー




■視覚効果賞エントリー10作品発表 (2013.12.06)
 映画芸術科学アカデミーは12月5日、第86回アカデミー賞視覚効果賞部門エントリー作品を発表しました。第一次審査を通過し、エントリーが認められたのは10作品です。2014年1月9日に各作品の10分のクリップを上映する審査会が開かれ、さらにこの中からノミネート5作品が決定されます。エントリー10作品は次の通りです。

エリジウム
ゼロ・グラビティ
ホビット 竜に奪われた王国
アイアンマン3
ローン・レンジャー
オブリビオン
パシリック・リム
スター・トレック イントゥ・ダークネス
マイティ・ソー ダーク・ワールド
ワールド・ウォーZ




■ドキュメンタリー映画賞(長編)エントリー15作品発表 (2013.12.04)
 映画芸術科学アカデミーは12月3日、第86回アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞(長編)部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは15作品で、147作品の中からドキュメンタリー分科会のメンバーにより選ばれました。さらにこの中から、ノミネート5作品が決定されます。エントリー15作品は次の通りです。

バックコーラスの歌姫たち
アクト・オブ・キリング
The Armstrong Lie
Blackfish
The Crash Reel
キューティー&ボクサー
Dirty Wars
First Cousin Once Removed
God Loves Uganda
Life According to Sam
Pussy Riot: A Punk Prayer
The Square
物語る私たち
Tim's Vermeer
Which Way Is the Front Line from Here? The Life and Time of Tim Hetherington




■短編映画賞(実写)第一次審査通過10作品発表  (2013.11.23)
 映画芸術科学アカデミーは11月22日、第86回アカデミー賞短編映画賞(実写)部門第一次審査を通過した作品を発表しました。第二次審査に進むのは10作品で、短編分科会のメンバーにより120の出品作の中から選ばれました。2013年12月、各作品のスクリーニングが開かれ、その中からノミネート3〜5作品が決定されます。第一次審査を通過した10作品は次の通りです。

Aquel No Era Yo (That Wasn't Me)
全てを失う前に
Dva (Two)
ヘリウム
Kush
Pitääkö Mun Kaikki Hoitaa? (Do I Have to Take Care of Everything?)
Record/Play
Throat Song
Tiger Boy
ミスター・ヴォーマン




■短編映画賞(アニメーション)第一次審査通過10作品発表 (2013.11.08)
 映画芸術科学アカデミーは11月7日、第86回アカデミー賞短編映画賞(アニメーション)部門第一次審査を通過した作品を発表しました。第二次審査に進むのは10作品で、短編分科会のメンバーにより56の出品作の中から選ばれました。2013年12月、各作品のスクリーニングが開かれ、その中からノミネート3〜5作品が決定されます。第一次審査を通過した10作品は次の通りです。

Feral
ミッキーのミニー救出大作戦
Gloria Victoria
Hollow Land
The Missing Scarf
ミスター・ウブロ
九十九
Requiem for Romance
Room on the Broom
Subconscious Password




■アニメーション映画賞エントリー19作品発表。5作品がノミネートへ (2013.11.06)
 映画芸術科学アカデミーは11月5日、第86回アカデミー賞アニメーション映画賞部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは19作品で、16作品以上であることから、ノミネートを受けるのは5作品になります。エントリー19作品は次の通りです。

The Apostle
くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密
クルードさんちのはじめての冒険
怪盗グルーのミニオン危機一発
メアリーと秘密の王国
くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ
The Fake
Free Birds
アナと雪の女王
Khumba
The Legend of Sarila
ももへの手紙
モンスターズ・ユニバーシティ
プレーンズ
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
Rio: 2096 A Story of Love and Fury
スマーフ2 アイドル救出大作戦!
ターボ
風立ちぬ




■ドキュメンタリー映画賞(短編)エントリー8作品発表 (2013.10.11)
 映画芸術科学アカデミーは10月10日、第86回アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞(短編)部門エントリー作品を発表しました。エントリーが認められたのは8作品で、ドキュメンタリー分科会のメンバーにより40作品の中から選ばれました。さらにこの中から、ノミネート3〜5作品が選出されます。エントリー8作品は次の通りです。

CaveDigger
Facing Fear
Jujitsu-ing Reality
Karama Has No Walls
The Lady in Number 6: Music Saved My Life
Prison Terminal: The Last Days of Private Jack Hall
Recollections
SLOMO




■外国語映画賞に76カ国がエントリー (2013.10.08)
 映画芸術科学アカデミーは10月7日、第86回アカデミー賞外国語映画賞部門エントリー作品を発表しました。アカデミーは6月に世界各国に対し同部門への出品を依頼しましたが、そのうち76カ国の作品がエントリーしました。モンテネグロ、モルドヴァ、サウジアラビアは初エントリーになります。外国語映画賞は、外国語映画賞専門委員会内でスクリーニングが行われ、そこでの投票により候補作品が5本決定されます。出品作は以下の通りです。

アフガニスタン:Wajma - An Afghan Love Story
アルバニア:Agon
アルゼンチン:The German Doctor
オーストラリア:The Rocket
オーストリア:The Wall
アゼルバイジャン:Steppe Man
バングラデシュ:Television
ベルギー:オーバー・ザ・ブルースカイ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ:鉄くず拾いの物語
ブラジル:Neighbouring Sounds
ブルガリア:The Color of the Chameleon
カンボジア:消えた画 クメール・ルージュの真実
カナダ:Gabrielle
チャド:Grigris
チリ:グロリアの青春
中国:Back to 1942
コロンビア:La Playa DC
クロアチア:Halima's Path
チェコ:The Don Juans
デンマーク:偽りなき者
ドミニカ:Quien Manda?
エクアドル:The Porcelain Horse
エジプト:Winter of Discontent
エストニア:Free Range
フィンランド:Disciple
フランス:ルノワール 陽だまりの裸婦
グルジア:花咲くころ
ドイツ:Two Lives
ギリシャ:Boy Eating the Bird's Food
香港:グランド・マスター
ハンガリー:悪童日記
アイスランド:馬々と人間たち
インド:The Good Road
インドネシア:Sang Kiai
イラン:ある過去の行方
イスラエル:Bethlehem
イタリア:グレート・ビューティー 追憶のローマ
日本:舟を編む
カザフスタン:Shal
ラトヴィア:Mother, I Love You
レバノン:Blind Intersections
リトアニア:Conversations on Serious Topics
ルクセンブルク:Blind Spot
メキシコ:Heli
モルドヴァ:All God's Children
モンテネグロ:Ace of Spades - Bad Destiny
モロッコ:Horses of God
ネパール:Soongava: Dance of the Orchids
オランダ:Borgman
ニュージーランド:White Lies
ノルウェー:I Am Yours
パキスタン:Zinda Bhaag
パレスチナ:オマール、最後の選択
ペルー:The Cleaner
フィリピン:Transit
ポーランド:ワレサ 連帯の男
ポルトガル:皇帝と公爵
ルーマニア:私の、息子
ロシア:Stalingrad
サウジアラビア:少女は自転車にのって
セルビア:Circles
シンガポール:イロイロ ぬくもりの記憶
スロヴァキア:My Dog Killer
スロヴェニア:Class Enemy
南アフリカ:Four Corners
韓国:未熟な犯罪者
スペイン:15 Years Plus a Day
スウェーデン:Eat Sleep Die
スイス:More Than Honey
台湾:Soul
タイ:Countdown
トルコ:The Butterfly's Dream
ウクライナ:Paradjanov
イギリス:メトロマニラ 世界で最も危険な街
ウルグアイ:Anina
ヴェネズエラ:Breach in the Silence




■アンジェラ・ランズベリー、スティーヴ・マーティン、ピエロ・トージ、アンジェリーナ・ジョリーが協会賞受賞 (2013.09.06)
 映画芸術科学アカデミーは9月5日、アカデミー賞名誉賞を俳優アンジェラ・ランズベリー、俳優スティーヴ・マーティン、衣装デザイナー ピエロ・トージへ、ジーン・ハーショルト友愛賞を慈善家アンジェリーナ・ジョリーへ授与することを発表しました。名誉賞は映画業界への生涯を通じての並外れた貢献、優秀な業績を残した映画人に贈られます。ジーン・ハーショルト友愛賞は人道的な努力により映画産業に大きな影響を与えた人物に贈られます。これらの賞はアカデミー賞授賞式とは別の日に開かれる祝賀ディナーにて授与されます。今年の祝賀ディナーは11月16日、ハリウッド&ハイランドセンター、レイ・ドルビー・ボールルームにて開かれます。

 ランズベリーは1940年代から現代に至るまで現役で活躍を続けるイギリス出身の人気女優。これまで100本以上の作品に出演していて、代表作は多数。デビュー作『ガス燈』(44年)、『ドリアン・グレイの肖像』(45年)『影なき狙撃者』(62年)でアカデミー賞助演女優賞候補に挙がっています。また、60年代以降は舞台活動も積極的で、トニー賞を4度受賞。80年代以降はTVシリーズ『ジェシカおばさんの事件簿』(84〜96年)のジェシカ・フレッチャーが当たり役となり、エミー賞を4度受賞しています。

 マーティンは1960年代後半から活躍する人気コメディアン。俳優のみならず脚本家、プロデューサー、ミュージシャンとしても活動し、高い評価を受けています。ブレイクのきっかけとなったのは人気TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』。それ以降は映画出演も活発になり、『サボテン・ブラザース』(86年)『リトルショップ・オブ・ホラーズ』(86年)『バックマン家の人々』(89年)『花嫁のパパ』(91年)『スパニッシュ・プリズナー』(97年)といった代表作へ出演しています。アカデミー賞候補の経験はありませんが、授賞式のホストを3度務め、幅広い層から愛されています。

 トージはイタリアを代表する映画監督ルキノ・ヴィスコンティとのコラボレーションで有名な衣装デザイナー。1950年代から多くの映画に携わり、アカデミー賞では5度候補に挙がっています。ヴィスコンティと組んだ作品には『ベリッシマ』(51年)『夏の嵐』(54年)『白夜』(57年)『若者のすべて』(60年)『山猫』(63年)『異邦人』(68年)『地獄に堕ちた勇者ども』(69年)『ベニスに死す』(71年)『ルードウィヒ 神々の黄昏』(72年)『家族の肖像』(74年)『イノセント』(75年)等があります。

 ジョリーは今のハリウッドを代表する人気女優。『17歳のカルテ』(99年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞、『チェンジリング』で同主演女優賞にノミネートされるなど、女優としてこれ以上ない評価を受けていますが、それと同時に社会活動への貢献にも目覚ましいものがあります。チャリティ団体、慈善団体への多額の寄付、問題を抱えた世界各地への訪問、UNHCR親善大使就任はほんの一例です。監督デビュー作となった『最愛の大地』(11年)ではボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を取り上げたことも話題を呼びました。




■第86回アカデミー賞授賞式ホストがエレン・デジェネレスに決定 (2013.08.03)
 映画芸術科学アカデミーは8月2日、第86回アカデミー賞授賞式のホストをエレン・デジェネレスが務めることを発表しました。デジェネレスはアメリカで月曜から金曜に放送中の人気プログラム「エレンの部屋」の司会で知られ、同プログラムをデイタイム・エミー賞受賞に何度も導いています。映画にも出演していて、主なタイトルには「エドtv 」(98年)「グッバイ・ラバー」(99年)「ウーマン ラブ ウーマン」(00年)等があります。「ファインディング・ニモ」(03年)のドリーの声を当てたことでも有名です。デジェネレスがホストを務めるのは、第79回(07年)に続き今回が二度目になります。

 授賞式は2014年3月2日(日)、ハリウッドのドルビーシアターにて開催される予定です。




■アカデミー新会員に276人を招待へ (2013.06.29)
 映画芸術科学アカデミーは6月28日、同団体の新たな会員として276人を招待することを発表しました。招待を受諾した映画人のみが新会員となります。アカデミーは9月にレセプションを開く予定です。新しくメンバーに招待された主な映画人(俳優、監督、脚本家のみ)は次の通りです。またこの他、日本からは作曲家として久石譲も招待を受けています。



俳優 監督
ジェイソン・ベイトマン
ミリアム・コロン
ロザリオ・ドーソン
キンバリー・エリス
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
チャールズ・グローディン
レベッカ・ホール
ランス・ヘンリクセン
ジャック・ヒューストン
ミラ・ジョヴォヴィッチ
ルーシー・リュー
ジェニファー・ロペス
アルマ・マルティネス
エミリー・モーティマー
サンドラ・オー
ポーラ・パットン
マイケル・ペーニャ
エマニュエル・リヴァ
ジェイソン・シュワルツマン
ジーノ・シルヴァ
ダニー・トレホ
クリス・タッカー
ニコライ・アーセル
エヴァ・デュヴァーネイ
ポール・フェイグ
キャサリン・ハードウィック
カーク・ジョーンズ
ケン・クワピス
パブロ・ラライン
スティーヴ・マックイーン
キム・グエン
ジャファール・パナヒ
トッド・フィリップス
ヨアヒム・ローニング
エスペン・サンドベリ
ティム・ストーリー
ベン・ザイトリン
脚本家
ジェシカ・ベンディンガー
レジー・ロック・バイスウッド
ティナ・ゴードン・チズム
ジュリー・デルピー
レナ・ダナム
エヴァ・デュヴァーネイ
ジョン・ガティンス
ジョン・ハンバーグ
ジョン・リー・ハンコック
ライアン・ジョンソン
ジェフ・ニコルズ
サラ・ポーリー
クリス・テリオ




■アカデミー賞新ルール発表 (2013.05.05)
 映画芸術科学アカデミーは5月4日、第86回アカデミー賞より適用される新しい規定を発表しました。大きな変更がなされたのは外国語映画賞、ドキュメンタリー映画賞、短編映画賞です。アカデミーは最終投票の前に外国語映画賞、ドキュメンタリー映画賞(長編)、ドキュメンタリー映画賞(短編)、短編映画賞(実写)、短編映画賞(アニメーション)の各候補作品のDVDを送付を決定。これにより会員全員が全てのカテゴリーでの投票資格を得ることになります。これまでは投票のためには劇場で各候補作品を鑑賞する必要がありました。アカデミーは今回の変更を投票率の更なる上昇を目指したものとした上で、前回の投票率が90%だったことを明らかにしています。




■第86回アカデミー賞授賞式プロデューサーがクレイグ・ゼイダン、ニール・メロンに決定 (2013.04.17)
 映画芸術科学アカデミーは4月16日、第86回アカデミー賞授賞式のテレビ放送のプロデュースをクレイグ・ゼイダン、ニール・メロンが務めることを発表しました。どちらも第85回に続く、2年連続二度目のアカデミー賞授賞式のプロデュースになります。

 ゼイダンとメロンはこれまでに何度も一緒に映画、TV作品をプロデュースしてきました。プロデュース作には「最高の人生の見つけ方」(07年)「ヘアスプレー」(07年)「フットルース 夢に向かって」(11年)等があります。また、エグゼクティヴ・プロデュースを務めた「シカゴ」(02年)は、アカデミー賞で13部門で候補に挙がり、その内作品賞、助演女優賞を含む6部門で受賞を果たしています。

 授賞式は2014年3月2日(日)、ハリウッド&ハイランドセンター内のドルビーシアターにて開催される予定です。




■第86回アカデミー賞スケジュール発表 (2013.03.26)
 映画芸術科学アカデミーは3月25日、第86回アカデミー賞のスケジュールを発表しました。授賞式は2014年3月2日(日)、ハリウッド&ハイランドセンター内のドルビーシアターにて開催されます。また、第87回アカデミー賞授賞式が2015年2月22日(日)に開催されることも発表されました。

2013年
11/16 (Sat) 協会賞授賞式
12/02 (Mon) オフィシャルスクリーンクレジット発表
12/27 (Fri) ノミネーション投票開始
2014年
1/8 (Wed) 17:00 ノミネーション投票締切
1/16 (Thu) 05:30 ノミネーション発表
2/10 (Mon) ノミニーズ・ランチョンパーティ
2/14 (Fri) 最終投票開始
2/15 (Sat) 科学技術賞ディナー
2/25 (Tue) 17:00 最終投票締切
3/2 (Sun) 第86回アカデミー賞授賞式






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