| The Other Contenders その他の有力候補 （12/1） |
| Very Possible |
up モニカ・バルバロ
Monica Barbaro
（名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN） |
社会現象となった「トップガン マーヴェリック」で注目。ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランに扮する実話物で、女性シンガーソングライターの先駆けジョーン・バエズに扮する。見せ場、あるか。 |
レオニー・ベネシュ
Leonie Benesch
（セプテンバー5） |
国際長編映画賞候補に挙がった「ありふれた教室」で時の人へ。間髪入れず、良質作へ。1972年ミュンヘンオリンピックで起こったテロ事件を描くスリラー。ドイツの視点を引き受ける。 |
down ジョアン・チェン
Joan Chen
（Dìdi） |
還暦を迎えていることが驚きの上海出身女優。ショーン・ワンが13歳少年の夏を描く作品で、母親役。サンダンス絶賛。多様性枠。作品規模が小さく、夏公開。BUZZ再点火必須。Win: SFFCC |
アーンジャニュー・エリス
Aunjanue Ellis
（Nickel Boys） |
ラメル・ロスがベストセラー小説の映画化に挑むドラマに登場。主人公少年の祖母役で、シーンスティラーとして輝く。「アールズ・ダイナーのシュープリームス」は評価伸び切らず。Win: SLFCA |
マーガレット・クアリー
Margaret Qualley
（The Substance） |
クエンティン・タランティーノ、ヨルゴス・ランティモス、イーサン・コーエン…クセモノ監督に次々起用されているアンディ・マクドウェルの娘っ子。キャリアベストの怪演。Win: IFJA、SFCS、BOFCA、PFCC2 |
シアーシャ・ローナン
Saoirse Ronan
（ブリッツ ロンドン大空襲） |
「ウエスト・エンド殺人事件」でライトな魅力を発散させた後は、絶好調スティーヴ・マックイーン映画で深刻な戦争物に挑む。ドイツ軍による空爆が続く英国を舞台にしたドラマ。 |
イザベラ・ロッセリーニ
Isabella Rossellini
（教皇選挙） |
教皇の死の裏側に隠された陰謀に気づく枢機卿を描くスリラーで、シスター役。偉大なる両親を持ち、恋愛遍歴も見事に華やか。賞レースとはあまり縁がない。Win: IFCA |
| Possible |
キャシー・バーク
Kathy Burke
（ブリッツ ロンドン大空襲） |
「ニル・バイ・マウス」でカンヌ映画祭所夕食を獲得したこともある英国のヴェテラン。1940年〜41年、8カ月に及ぶドイツ軍の空爆作戦下で生きる英国人たちを描く戦争ドラマで、旨味のある役との噂。 |
ホン・チャウ
Hong Chau
（憐れみの3章） |
「ショーイング・アップ」「ザ・メニュー」等高評価作品が続き、「ザ・ホエール」では遂に助演賞候補。ヨルゴス・ランティモス映画に初登場、3つの物語構成作品。エマ・ストーンが主演プッシュなら…。 |
トニ・コレット
Toni Collette
（陪審員2番） |
捻りの効いた裁判劇で検察官役、被告人のガブリエル・バッソを追い詰める。迫力ありそう！「ヘレディタリー 継承」で批評家賞で愛されながら、オスカー候補には届かず。政治力が働き難いか。 |
キャリー・クーン
Carrie Coon
（喪う） |
「ゴーン・ガール」で注目され、「不都合な理想の夫婦」「ボストン・キラー」と高評価演技が続く。ナターシャ・リオンとエリザベス・オルセンと共演する姉妹ドラマで、早口で神経質な長女役。 |
down エル・ファニング
Elle Fanning
（名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN） |
近年はTVシリーズ「THE GREAT エカチェリーナの時々真実の物語」にかかりきりだった印象。久々の映画では若い日のボブ・ディランが愛した大学生シルヴィー・ルッソに扮する。Win: NBR |
ジェニファー・ロペス
Jennifer Lopez
（Unstoppable） |
オスカー候補は逃したが「ハスラーズ」のパフォーマンスが大受け、女優としてのキャリアが劇的に復活。パートナー、ベン・アフレックが製作するスポーツドラマで、主人公の母親役。 |
ナターシャ・リオン
Natasha Lyonne
（喪う） |
10代にして「世界中がアイ・ラヴ・ユー」に主演、注目を浴びるも、以後プライヴェートのゴタゴタで伸び悩んだ感。キャリー・クーン、エリザベス・オルセンと共演、次女役。Win: CFCA、NYFCO |
レスリー・マンヴィル
Lesley Manville
（Queer） |
絶好調ルカ・グァダニーノがウィリアム・Ｓ・バロウズの自伝的小説の映画化に挑むドラマで助演。この部門好みの女優。通好みでも、もうひとつメジャー感は薄い。ダニエル・クレイグに勢いが欲しい。 |
フェルナンダ・モンテネグロ
Fernanda Montenegro
（I'm Still Here） |
「セントラル・ステーション」で主演女優賞候補に挙がるも受賞ならず。その後グウィネス・パルトロウの受賞に不満を漏らしたことがニュースに。再びウォルター・サレス映画に登場。主人公の現在を演じる。 |
エリザベス・オルセン
Elizabeth Olsen
（喪う） |
MCUでスカーレット・ウィッチを演じて強烈な印象を残す一方、インディーズシーンでも手堅く足跡を残す。キャリー・クーン、ナターシャ・リオンと三姉妹に扮するドラマで、泣き虫の三女役。 |
レイチェル・セノット
Rachel Sennott
（Saturday Night） |
「ボトムス 最底で最強？な私たち」により俄然注目が集まる中、早くも次のクリーンヒットを手にする。「サタデー・ナイト・ライブ」初回放送までの90分を描く実話コメディで、ロージー・シャスターに扮する。 |
ミシェル・ヨー
Michelle Yeoh
（ウィキッド ふたりの魔女） |
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアジア女優初となる主演女優賞受賞。今後のキャリア選択が大変重要。アガサ・クリスティの世界に入った後は、緑の魔女と南の魔女と共に…。 |
| Longshot |
ジェイミー・リー・カーティス
Jamie Lee Curtis
（The Last Showgirl） |
ジャンル映画を極めてきたが、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でオスカーに輝く奇跡。ジア・コッポラがヴェテラン ショーガールを描くドラマに登場。当然美味しい役どころのはず。 |
ゾーイ・ドゥイッチ
Zoey Deutch
（陪審員2番） |
あまり知られていない気がするが、ハワード・ドゥイッチとリー・トンプソンの娘。これといった決定打はないものの、着実に作品を重ねている。クリント・イーストウッド映画でニコラス・ホルトの妻役。 |
down レディー・ガガ
Lady Gaga
（ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ） |
ハーレイ・クイン役でホアキン・フェニックスのジョーカーと激突。ミュージカル要素もあり、となると追い風になる？インスパイア・アルバムもリリースする力の入れようだが、評価はイマイチ。 |
レナーテ・レインスヴェ
Renate Reinsve
（A Different Man） |
国際長編映画賞候補に挙がった「わたしは最悪。」により一躍国際的な注目を集める。今後はハリウッドでの活躍も期待される。セバスチャン・スタンが顔面の整形手術を受ける男を演じる問題作。 |
スーザン・サランドン
Susan Sarandon
（6888郵便大隊） |
「デッドマンズ・ウォーキング」でオスカー受賞の大ヴェテラン。社会派意識が強く、その発言が物議を呼ぶこと多々。最近もイスラエル問題で…。まさかのタイラー・ペリー映画初登場。 |
ユマ・サーマン
Uma Thurman
（Oh, Canada） |
「パルプ・フィクション」「キル・ビル」により映画史に輝くヒロインとして記憶される。著名なドキュメンタリー作家が神格化された己の人生の闇を明らかにする物語で、彼の妻を演じる。 |
エミリー・ワトソン
Emily Watson
（Small Things Like These） |
「ゴッズ・クリーチャー」の好演も記憶に新しい実力派。悪名高きマグダレン修道院の秘密を描く野心作で、現在の修道院長役。鬼気迫る演技が期待できそう。キリアン・マーフィと一騎打ち。 |
ゼンデイヤ
Zendaya
（デューン 砂の惑星 PART2） |
「スパイダーマン」シリーズで飛び出し、今最も勢いのある若手女優へ成長。エミー賞を受賞するなど演技の評価も高い。一作目では出番がほんの僅かで、ファンは項垂れた。今回こそは…！ |
